10/2、3で、「平成30年第3回都議会定例会」の総務委員会の質疑、そして審査を行いました。
今回の質疑の中心は、なんといっても、「東京都オリンピック憲章にうたわれる人権尊重の理念実現のための条例(※)」。ラグビーワールドカップ2019、そして、東京2020大会開催が控えるこのタイミングで、いかなる種類の差別も許さない、人権尊重都市東京の実現に向けて、規制、啓発、教育などの、総合的な取り組みを推進する条例です。
※ 東京都オリンピック憲章にうたわれる人権尊重の理念の実現を目指す条例案について
質疑では、多様な性の理解の推進時に、カミングアウトが要件にならないように十分検討すること、本邦外出身者に対する不当な差別発言の未然防止の取り組みによって、表現の自由が侵されないようにすること、「東京都人権施策推進指針」で取り上げられている17の人権課題も継続して推進対象にすることなど、当事者の皆様から寄せられた懸念点を一つ一つ取り上げ、対応を確認していきました。都民ファーストの会の奥澤高広都議、山田ひろし都議の質疑はもちろん、本条例に賛成の立場からの他会派の質疑も、人権施策の推進を、十分な配慮のもとに確実に進めるという立場にたった、素晴らしいものでした。
私は、政策企画局管轄の、平成30年度の「重点政策方針」平成29年度の「事業実施状況レビュー」総務局管轄の「公立大学法人首都大学東京業務実績評価」「東京都管理団体経営目標の達成状況」などについて、PDCAの実施やシンクタンクの活用について質疑しましたが・・・今回一番寄与したのは、当日になって判明した、前記人権条例の質疑の時間延長に対応して、自分の質問時間の大幅削減になんとか対応できたことかも!?(通告した質問時間を超過するのは絶対にNGなのです)。質疑の詳細は追って報告します。
まずは一年間一緒に取り組んだ皆様、お疲れ様でした!
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