「児童虐待から考える~それを起こさないために地域ができること~」を聴講しました。

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9/29の夕刻は、大田区障がい者サポートセンターに、おおたTSネット主催のルポライター杉田春氏をお招きしての講演会「児童虐待から考える~それを起こさないために地域ができること~」を聴講しました。

2000年の愛知県武豊町、2010年の大阪市西区、そして、2007年の厚木、そして本年度の目黒区の事件など、杉田氏は当事者、そして関係者のヒヤリングを続けています。そして、虐待をしてしまう親は皆、かつては子供をしっかりと育てたいと思っていたものの、自らが不遇な環境で育ったために、育児がうまくいかなくなったときに外に助けを求められないという分析結果を紹介されました。

例えば母親は。駄目な母親だと言われるのが怖い、父親は目を背ける、または妻子を支配下において解決しようとする、などです。

最後に、支援者は、まずは正しい知識をもって、自分の五感を信じて対話の努力をすることが大切である、という話で締めくくられました。

「子育てをしてもらえない」という負の連鎖を、どうやって断ち切るか。有識者、関係者の声を聞きながら、議員としてできることを考えてまいります。

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