砧ホーム「ロボット介護・福祉用具活用」視察

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11/29の午前中に、斎藤都議とともに、区内の砧ホームの視察に行きました。

砧ホーム(※1)は、介護への技術の活用に積極的で、都の「ロボット介護機器・福祉用具活用支援モデル事業(※2)」の助成を唯一受けた特別養護老人ホームです。介護ロボットによる作業補助、そしてベットに仕込んだ感圧センサーや画像による見守りについて、導入の効果と課題を教えていただきました。

※1 砧ホーム
※2 ロボット介護機器・福祉用具活用支援モデル事業(平成28.29年度実施)

介護ロボットは、入浴などの腰を屈めてやる作業を、サポートします。それ自体が5 kgの重さがありますか、重さは腰で支えることでそれほど重さは感じません。腰と腿に当てたパッドが視点となって、身体が起き上がるように肩部分で支えられます(ジェットコースターのホールドする部分のような感じ)。これによって、屈む時は力が入りますが、力を抜くと自然に立ち上がるようになり、腰の負担が減らせます。

介護ロボット装着時

感圧センサーや画像による見守りは、ベット上での動きを検知し、職員の持つスマホに知らせます。いずれも、対象者のどの行動を通知するか(起き上がりか降りるときかなど)予め決めておけます。加えて画像であれば、何が起きているかわざわざ見に行かなくても確認できたり、何かあった時もその通知の前後の画像が録画されて確認できます。

画像による見守り
画像による見守り

机上の知識とは異なり、実際に現場で使い、検証された方のご意見は大変勉強になりました。人手不足という大問題にどのように対処していくか、議論を深めます。

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