「男性にも産休10日間=育休は2カ月有給に-EUで合意」によせて

従来、女性が家庭で主に担ってきた、子育て、家事、介護については、基本的に無償という考えが根底に流れているように感じています。実際、東日本大震災の時に、瓦礫の撤去は有償でも、炊き出しは無償(ボランティア)で召集されたと聞いたことがあります。これらに関わる業界の時給がなかなかあがらないのは、このあたりにも理由があるように思います。

一方、無償ならその仕事には価値がないのか、という点も問題です。家事の時給が議論されたこともありましたが、そもそも貨幣価値に換算しないとその価値が認識できないのであれば残念です。共働きの夫婦で子育てや家事、介護の分担が問題になるケースをしばしば聞きますが、これらの時間を可能な限り圧縮したいという気持ちを双方から感じることもあります。また、パリテの会合で、シングルマザーが収入が足りないために、仕事を掛け持ちし、子育てに割く時間がないことを、日本では自己責任論で片付けられることがあると聞きました。

シングルであろうともなかろうとも、(個人と公共の分担の割合は検討するべきとは思いますが、個人分の)家事や子育て、そして、介護など、生活全般にかける時間の価値も認められる社会にしたいものです。

男性にも産休10日間=育休は2カ月有給に-EUで合意

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