「ICTの政策を、議員と当事者で考えよう!」に参加、小中学校への「端末導入支援員」の配置支援の予算化をご評価いただきました!

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2/5の夕刻は、目黒区の田添まゆ都議のお誘いで、「教育ICTの政策を、議員と当事者で考えよう! 〜教員・子ども達・文科省アドバイザー・官僚・事業者と考える地方議員向け勉強会 by issues〜」に参加しました。

主催するissuesの代表の廣田達宣さんは、ICTを活用して民意を政策に反映する仕組みを作ろうと頑張る若者で、2018年に行われた「各省が“若手ペーパー”を発表! 社会はこれからどう変わるのか?これからどう変えていくのか?」でお会いして以来のご縁です。

当日のコンテンツは以下の通り。

・文科省ICT教育活用アドバイザー平井聡一郎氏による、「GIGAスクール構想」(文部科学省)の解説

今が分かれ道!

左の平行四辺形の面積は96.0%の小学生が出せるのに、地図の中になると、18.2%しか解けない。知っていても使えないという実例。

GIGAスクール構想では、これまでの失敗を踏まえ、標準仕様などが示されている。

・株式会社LibryのCEO後藤匠氏による、電子教科書「Libry」導入事例から見る教育ICT活用のポイント

教育を変えたいという志をもって大学院を中退して起業。

若者が危機感をもって教育を変えようとしている!

・学校法人市川学園教師笹尾弘之氏による、校内ICT環境整備PJ(ALICE)から見る、学校ICTの意義

先生がICT環境を維持管理しようとすると毎日5時間は消費されるとのこと。ICT支援員は不可欠です。

いずれのご講演も大変有意義な内容で、かつ、講演の合間に、行政(議員)、学校、民間、保護者・生徒という、多様な参加者による意見交換の時間が設けられることで、理解を深めることができました。

学校のICT化というタイミングをとらえた教育の改革(主体的・能動的な学びの実現、子供達のICT利活用の機会の提供、外部人材の教育界への参入、そして教員の働き方改革)が不可欠です!

ここで、多くの方から言われたのが、「PCや無線LANなど校内ICT環境を整えるだけでなく、それを維持管理する人が必要」という意見です。

都の来年度予算に、小中学校への「端末導入支援員」の配置支援を予算化できたことを紹介したところ、多くの皆様にご評価いただけました。

必要とされる事業を予算化できたこと、本当に良かったです。現場の声を聞く大切さを改めて認識しました。

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