ホームページのアクセス解析
私は、都の情報発信、なかでもホームページのあり方について疑問を持ってきました。議員が「周知徹底を求めた際に「ホームページに掲載する」という答弁が良くなされるのですが、見られなければページ数がただ増えるだけです。それよりも何よりも、欲しい情報に議員の私でさえも、たどり着けないことが少なくありません。民間では当たり前のアクセス解析の導入を求め、令和2年度から予算化されています!
質疑を通じて、人材育成も同時に進めることを確認しました。
Q 都庁ホームページは、3万ページ以上に及びますが、掲載して終わりではなくて、対象者に情報が届くことが大切です。
私はPDCAを目的に、アクセス解析の導入を求め、今年度、予算化、その解析対象に東京都防災ホームページが含まれるなど、その結果が待たれます。
一方、トラッキングコードの埋め込みや分析、ホームページの改善は、外部に委託している状況です。
アクセス解析を進めるとともに、これらの改善を内部でスピーディーに進め、試行錯誤ができるよう、みずから作業できる人材の育成も同時に進める必要がある
と考えますが、都の見解を伺います。
アクセス解析に係る人材育成についてでございますが、都民一人一人に必要な情報を効果的に届けるためには、ホームページへのアクセス状況を的確に把握し、その結果を広報展開に反映させていくことが重要でございます。
今年度は、二十のサイトでアクセス解析ツールの導入を予定しており、あわせて職員が分析結果の活用スキルを習得できるよう支援を行います。
具体的には、解析ツールの基礎的な内容に加えまして、担当職員がみずから解析データを理解、検証し、改善点を考案できるよう、実践的な研修も行います。さらに、ホームページの改善事例や分析ノウハウにつきましては、全庁で共有を図ってまいります。
こうした取り組みによりまして、伝わる広報の実現のための不断の改善に向けた職員の意識醸成と人材育成につなげてまいります。(生活文化局長)
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