「羽村バイオガス発電所」の視察

ブログ

10/28の午後は、同僚の清水やすこ都議、木下ふみこ都議を誘い、羽村市にある、「羽村バイオガス発電所」を視察しました。食品廃棄物など1日あたり約168tを処理、年間850万kwh/年(一般家庭の約1,550世帯分相当)の発電能力があります。今年8月に、産業廃棄物処分業許可を取得、稼働を開始しています。

A.前処理施設(液状、個体でもプラ混の状態であれば粉砕)、D.配水処理施設(メタン発酵後の液体を生物分解、放流基準値以下にして下水に放流)からなり、廃棄物を100とすると重量換算で80を減容、発酵後に残る汚泥20は、最終処分事業者(一部はたい肥として使用)に引き渡されます。

A.前処理施設(液状、個体でもプラ混の状態であれば粉砕)

B.発酵タンク(36-40℃に調整、メタン菌で醗酵)

C.発電施設(硫化水素や水蒸気を除いたバイオガスで発電、熱は場内で利用)

D.配水処理施設(メタン発酵後の液体を生物処理、基準値以下にして下水に放流)

建屋の上の撹拌機

焼却処理に比較したらCO2排出量が抑制され、取り出せるエネルギー量も大きくなる計算とのこと。

私も前職で環境評価に取り組んだことがありますが、その範囲を計算に盛り込むかなど簡単ではありません。しかしながら廃棄物処理、いわゆる静脈については、関係者が限定されていた分、改善の余地があると考えます。今後の都の事業設計等についても意見交換させていただきました。

夕刻は都議会に戻り、次週に予定している、中央卸売市場と港湾局の事務事業質疑の準備を進めました。

コメント

タイトルとURLをコピーしました