川の豊かさを考慮した河川の維持管理等、都民の皆様よりいただいた提案や課題に取り組みました。

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1/28は終日、都議会で作業をしました。

川の豊かさを考慮した河川の維持管理

まず、日本大学理工学部土木工学科環境水理研究室土木工学科教授の安田陽一先生から、生物の生息を考えると、河川には常時水があるとともに、現在の2倍程度の水量が望ましく、加えて川底の構造にも工夫の余地があること、浸水対策としての幹線や暫定貯留管のマンホールの接手部分の設計次第で、流量計数を1.5倍程度大きくできることなどをご提案いただきました。

浸水対策のイメージ
東京都HPより。

【参考文献】

マンホールに接続する横引き管の排水機能に関する実験的検討
土木学会論文集A2(応用力学),76巻2号(応用力学論文集Vo.23)
2020 年 76 巻 2 号 p. I_423-I_430(2月掲載)

マンホールに接続する横引き管の排水機能に関する実験的検討
令和2年度(第64回)日本大学理工学部学術講演会2020年12月2日土木系部門 H-7,CD-ROM(口頭発表)

Improvement of flow condition in channelized river due to stacked boulders
Y Yasuda 2021 IOP Conf. Ser.: Earth and Environmental Science 626 (2021) 012001
pp.1-8(招待講演査読付き論文)

コロナ死亡者のご遺体の扱い

コロナ死亡者の火葬人数は、春の感染拡大第一波の頃に18体/日だった枠を、国の通知(ご遺体を覆った状態であれば火葬してよい)などもあり、28体/日まで増やしてきた。1/27には、民間の火葬場に、コロナ死亡者の火葬人数拡大の依頼を出し(拡大には、一般の枠を減らして対応)、2/4時点で34~38体/日まで拡大。霊安室については、「新型インフルエンザ等対策ガイドライン」に従って設置。

親子断絶問題

離婚後に親権を持たない親が子供に面会できなくなる課題について、2月の法制審議会(法相の諮問機関)総会で家族法制の見直しが諮問されることや、明石市で、「離婚等のこども養育支援」の中で、「面会交流コーディネート事業」を行ったり、離婚時に「こどもの養育に関する合意書」、「こども養育プラン」及び「合意書・養育プラン作成の手引き」を配るなどしていることを調査。「離婚に関する相談時に親権制度や子供の権利について啓発」することや、「子供の安否確認・気持ち確認」の可能性について、検討を進めます。

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