令和3年第三回都議会定例会が開会しました

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9/28に、第二回都議会臨時会が開会しました。知事の所信表明のうち、重要な点を抜粋します。

ちなみに、会派が要望し、都も進めるとした、「都立高校の入学者選抜を、男女合同選抜に移行する」件ですが、私は以下の点から、男女定員の撤廃に反対でした。

・「男子校」「女子校」があるように、「男女同数の共学」は、実社会に似た多様性のある環境で学ぶ、という経営方針。一方、内申点や入試や、学力を図る手段として完全ではない。
・現状、男子のほうが理系に進学する割合が高く、理系科目に関する同級生の間での学びあいの機会が損なわれる。

東京2020大会を終えた今、我々が目指すもの

・安全が確保され、多様性が尊重された今回の大会は、「人」が輝く大会であった
・風水害、大規模地震、未知の感染症などの災害から都民を守る万全の危機管理と、物理的、制度的、心理的な数々のバリアを取り除き「段差」のない社会を創り上げることが、大会レガシーであり、「サステナブル・リカバリー」の視点に立ち、あらゆる政策の進化を図る

直面する危機、新型コロナウイルス感染症対策に力を尽くす

都民の命を確実に守るとともに、経済再生への道筋を示す

・医療提供体制は、量と質の両面から盤石な備えを固める
・行動の制限のあり方など、感染防止との両立を図りながら、経済を再生・回復させる取組を進める

今、必要な施策を実行する補正予算の編成

総額3,387億円の補正予算案を編成、本定例会に提案

医療提供体制等の強化・充実

・新たな臨時医療施設の整備や、酸素・医療提供ステーションの増床などにより、病床等を約9200床まで確保
宿泊療養施設で抗体カクテル療法を実施するなど、療養環境を充実。
・自宅療養者に向けて、助産師による妊産婦への健康観察を実施するほか、オンライン診療システムを活用し、インターネット上の仮想の診療待合室で医師とマッチング。

感染収束に向けた取組

・今月末には、都内で2回目のワクチン接種を終える12歳以上の方が約63%となる見込み
・新たに、中小企業や大学等が実施する職域接種に必要な経費補助を実施
・3回目の接種、いわゆる「ブースター接種」について、都の医学総合研究所において、ワクチン接種後の抗体の保有状況に関する研究を進め、有効な手法等を検討
・繁華街や高齢者施設等における、戦略的・集中的なPCR検査を継続
・児童・生徒等の感染拡大の未然防止のため、学校や保育所等での検査体制も整備

経済の再生・回復に向けた取組

・営業再開を目指す飲食店に対し、専門家の派遣や経営基盤の強化に向けた取組を助成
・観光事業者の収益力向上に向けて、デジタル化への対応や、マイクロツーリズムのプラン作りなどの取組を支援

大会のレガシーを育て、多様性溢れる社会を築く

パラスポーツの推進

・パラスポーツの振興のために、身近な活動の場や機会の確保、それを支える人材育成を実施

同性パートナーシップ制度の検討

・同性パートナーシップ制度について、来月より、実態調査を開始、制度のあり方を検討

特別支援教育の充実

・特別支援教育における、次期「実施計画」の策定に向けた検討に着手

都立高校の男女合同選抜への移行

・都立高校の入学者選抜を、男女合同選抜に移行するため、現在、一部で実施している男女別定員の緩和措置を、来年春の入試から全校に拡大

世界の中で輝く東京

世界と共に気候危機に立ち向かう

・東京大会の開催に合わせて、パリやロサンゼルスなど世界五大陸の都市と共に、「サステナブル・リカバリー」の実現を世界に提唱
・来月より始まるCOP26に先駆け、都主催の国際フォーラムを開催
・一定の新築建築物に太陽光発電の設備設置を義務付ける、都独自の制度の導入に向けた検討を開始

世界をリードする国際金融都市・東京

「Tokyo Green Finance Initiative」を推進、社会課題の解決に資する分厚い金融市場を構築
・金融のデジタライゼーションを加速
「国際金融都市・東京」構想を改訂

ベイエリアのポテンシャルを飛躍的に高める

・有明の仮設会場は、都市型スポーツの活況を背景に、レガシー化について地元区等と調整
「地下鉄8号線」の延伸と、「品川地下鉄」の整備について、国等と共に、事業主体である東京メトロへの財政支援を行い、早期に事業化

国交省資料より


都心部と臨海地域を結ぶ「臨海地下鉄」につきましても、事業計画の策定に向けた検討を推進。

国交省資料より

・東京メトロの株式の保有割合を都と国で2分の1まで売却するための準備を進める。

DXで未来を創る東京

「スマート東京」の実現

・西新宿で、都が整備するスマートポールを活用し、年明けに、バスやタクシーの自動運転と、ロボットを使った自動配送サービスを開始
・南大沢で、電動シェアサイクルなどを導入したMaaSの実証実験を開始

DXの活用により防災力を強化する

・東京の建物や街並みをサイバー空間上に再現する「デジタルツイン」の「ベータ版」を作成、今後、人流データを可視化し、発災時の安全な避難ルートを提示する取組など、実証プロジェクトを実施
・現在、河川監視カメラの映像や、東京港の潮位を表す海面映像などを、24時間途切れることなく配信しているが、さらに、携帯電話の位置情報等を活用し、帰宅困難者の滞留状況等を可視化するシステムも構築

教育現場のDXを推進する

都立高校における一人一台端末の整備に向け、保護者負担の軽減策として、全世帯を対象に、端末購入の負担額が一定となる補助制度を創設

都政の構造改革を加速する「行動指針」の策定

・開発プロセスに利用者の意見を取り入れる「ユーザーテスト」のガイドラインを作成
・今後、職員が共有するべき価値観や、技術基準の「行動指針」として取りまとめ

主な議案等

・都立・公社病院の地方独立行政法人化に伴い、「東京都立病院機構」の設立に向けた定款を整備
・名誉都民の候補者として、宇井理生さん、小田島雄志さん、室井摩耶子さんの三名の方々を選定

おわりに

いかなる危機にも揺らぐことがなく、また、あらゆる面で「段差」のない、真の成熟社会を築き、一人ひとりの「人」の力を最大限に引き出すことで、「成長」と「成熟」が両立した、誰もが輝く東京を創り上げる。

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