第21回都道府県議会議員交流大会を傍聴

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会派を代表して表題の大会の「第2分科会(デジタル化を通じた議会・議員活動の多様化、高度化)」に参加することとなっていましたが、各局の予算要求に関する説明徴収と時間帯が重なったため、動画(配信期間:令和3年12月1日~令和4年6月30日(予定))で視聴しました。

・開会あいさつ及び基調講演(https://www.youtube.com/watch?v=_oK1PAaZM9A)
・第1分科会(https://www.youtube.com/watch?v=pL2ldpYzMJc)
・第2分科会(https://www.youtube.com/watch?v=AiGpXKLtNGg)
・第3分科会(https://www.youtube.com/watch?v=Hc1yA5GhBWA)

事前に質問を受け付けるとのことだったので、以下を送りました。

Q デジタル化は効率化の観点で語られることが多いが、価値創造が重要だと考える、事例や評価結果があれば紹介してほしい

動画中の 50:35~1:00:35 で紹介、回答がされていますが、特に河村先生の回答(議事録のコーパスプロジェクト)には共感しました!私自身も、議事録のテキストマイニングは議員の活動の可視化につながると考え、世田谷区選出の8議員の対応分析など行っています

A1(東北大学大学院情報科学研究科准教授 河村 和徳 氏;コーディネーター)
・オープンデータ化により一般市民も政策立案に関われる(シビックテック)
・議会の結果だけでなく過程の公開が議会の信頼獲得につながる
「地方議会会議録コーパスプロジェクト」

A2 (大阪府議会議員 前田 将臣 氏;パネリスト)
・ 委員会のオンライン開催により、参加しやすくなり、民意を伝えられる
A3 (広島県議会議員 緒方 直之 氏 ;パネリスト)
・議会や情報の公開
・評価を押し出すと進みにくい、まだ実証段階

「地方議会会議録コーパスプロジェクト」における「議会発言特徴語」(※)(都議会議員の全議員対象)では、「福島りえこ」の結果は、以下となっていました。その他の議員の発言含め、議場で受ける印象と整合しています。

※ 議員発言特徴語とは、簡単にいうとある議員が他の議員よりも多く発言した単語のことです。その議員が何に注力していたかを表しているということができます。TF・IDF法という技術により,議会会議録に記録された発言の名詞(複合名詞)のうち,(1)その議員は多く使用していて、(2)その単語を使用した議員が少ない場合にスコアが高くなるような計算式によって選ばれています。

古い政治を新しく。
議会での発言も政治活動も、民意を踏まえ、民間では当たり前の技術を用いて取り組みます。

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