第13回都政報告会「都が進めるスタートアップ戦略」③森春幸様とのトークイベント「スタートアップ支援」

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トークイベント「スタートアップ支援」

最後に、一般社団法人日本ウェルネス漢方協会理事の森春幸様と、トークイベントを行いました。森様は、東証第一部への上場を複数回なされたご経歴をお持ちです。

これまでも、都が「スタートアップ戦略」を手掛けるにあたって何をするべきかを、ご経験を踏まえたアドバイスをいただいてきました。トークイベントでは以下のQについて意見交換をするとともに、会場からの質疑応答も受けました。

Q1 なぜ「伴走型支援」に着目したのか

A スタートアップに足りないものは経験のある人材だが、得てして人件費が高くなる。ここを支援すると良い。

Q2 スタートアップの支援において大切なこと

A 「ユニコーンを●社作る」という大上段に構えた目標ではなく、社会の課題を解決しようとする志を持つ人を育成すること。地域に必要な魚屋を始めるのだって起業。人が必要とするものを提供する人が増えれば自然にユニコーンも生まれるだろう。

Q3 さらにどのような取り組みが望まれるか

A アントレプレナーシップ教育や起業に向けた部活動など、若者の啓発。民ではできない領域。

質疑応答は、アントレプレナーシップ教育の重要性、そして、アニメやゲーム業界の支援の必要性などがありました。私の文章力で表現できないことが大変残念ですが、参加者の皆様からは、森さんのご講演が、そしてお人柄が素晴らしかったという声が大変多かったです

会派として、スタートアップ振興の重要性を訴えるなかで、私自身起業経験がないことから、そのご経験のある皆さまから知見をいただくべく交流を重ねてきました。そこで私が実感しているのは、いわゆる起業家は、人とコミュニケーションし、現代社会の問題を捉えている、まさに今を能動的に生きている人だということです。以前私が勤めていた民間企業では、役職があがるにつれ家庭や生活から切り離されていく傾向があったように思います。人のための製品やサービスを生み出すにあたって、張本人が生活者でないといけないということを改めて感じています。

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