都営住宅に入居する女性に向けた就労支援

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 私はかねてより、一般社団法人シングルマザー支援協会代表の江波様との意見交換を重ねてきました。江波様が様々女性を支援されてきた経験や実績を伺うなかで、私は、都営住宅はじめ様々なセーフティネットの支援を受けて暮らされているシングルマザーの中にも、現状そして将来展望を持つことで、経済的自立が可能な人もいらっしゃる可能性があると考えています。

 女性は平均寿命も高く、子供が自立した後も短くはありません。子育てしながらでも細々とでもキャリアを継続することで、子供が自立した後にの経済的自立に備えることができます。

 この観点から、就労支援を担当する産業労働局と、都営住宅を主管する住宅政策本部が連携し、様々な事情で都営住宅に入居される女性に対して「女性しごと応援キャラバン」の枠組みも活用しながら、試行的に都営住宅等でイベントを開催してくれています。

 私は都営港南四丁目住宅(R5/11/8)、都営光が丘住宅(R6/3/9)、そして大田区産業プラザPiO(R6/7/25)でのイベントに足を運びました。印象的だったのが、参加者の皆様の、就労経験が乏しいことによる自己評価の低さ、そして、仕事に求められる能力の過大評価です。

都営港南四丁目住宅(R5/11/8)

 

 

 東京しごとセンターでの丁寧な就労支援や、人材不足のなか、育成を含めて人材確保を望んでいる企業があることなど、丁寧に隙間を埋めていく取組みが必要だと考えました。

 また、講義を通じて私自身も、お金がなくても医療にアクセスするための「無料低額診療」や、いきなり住まいを無くさないんための「住宅確保給付金」といった制度があることを知りました。

 都の引き続きの取り組みを応援していきます。

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