「令和7年都議会第1回定例会」一般質問⑧~都立病院のデータ利活用について

福島りえこ,世田谷区,都民ファーストの会,都議会議員 ブログ

 データの利活用が重要なもう一つの分野は医療分野です。

 私は、誰もが必要な医療を受けられる国民皆保険制度を持続可能にするにには、「診療報酬改定の基本方針」に記載されている「費用対効果評価制度の活用」が不可欠だと考えています。

 また、より良い医療を提供するために、効果の高い治療法や病気の早期発見、治療をサポートする機器開発の研究も重要です。

 これらの基盤となるのが、二次利用可能な医療情報のデータベースです。

 都は、昨年の第一回定例会における私たちの代表質問に対し、都立病院の医療情報の二次利用について、準備を進めていくと答弁しました。

Q 医療データ利活用の重要性がますます高まる中、スピード感をもって、都立病院の有する医療情報を有効活用し、社会に還元していくべきと考えますが、見解を伺う。

A(保健医療局長)
○ 都立病院が有する医療情報を活用し、医学の発展に貢献していくことは、重要な役割
○ 都立駒込病院は、がん研究会有明病院が進める研究に参画
○ 本研究は、全国のがん専門医療機関の診療情報を統合したデータベースを構築し、医薬品開発等への応用を目指すもの
○ こうした取組を着実に進めるとともに、次世代医療基盤法に基づく医療情報の提供など、データ利活用の取組を推進

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