福島りえこの都政報告に続いて、「未来の東京」をテーマにしたワークショップを行いました。会場に着席する際に興味のある領域を選択して座っていただくことで、共通のテーマで議論しやすく工夫をしました。



限られた時間の議論で、どれだけ発表いただけるか不安でしたが、次々に手があがりました。以下はメモ書きです。




東京大改革・チーム
都道の整備に関して情報公開を請求したが、十分ではなかった。
①パブコメをする段階ではほぼ決まっている。初期や中間段階に確認できることが必要。
②審議会は外部有識者で構成されるが、地域住民からも選出してほしい。
③例えば警視庁は、(利害関係もあるので)秘密保持について丁寧に説明したうえで、住民の聞き取りを行うなどしている。参考にしてほしい。
ヘルス・ファースト チーム①
①都営住宅の1Fのスペースを、高齢者のためのスーパーや運動施設にしてほしい。
②学校の空き教室等に、高齢者の居場所を作れば、元気な声を聴きながら生活できる。
③建蔽率を優遇して、マンションの建て替え促進を
④デイサービスで提供されるサービスが、折り紙や歌ではなく、例えば旅行などやりたいことができるようにしてほしい。
ヘルス・ファースト チーム②
・歩くことへのインセンティブやせたぺいなど、スマホの利用が前提だと利用が難しい場合もある。
・行政は、対策ができているつもりになっているかもしれないが、必要な人に届いていない印象がある。埼玉県では、血圧計や骨密度などが図れる機械が、公的機関に置かれていて無料で使えるので、フレイル予防に有効。
防災・ファースト チーム
・災害発生時に、高齢者をどう救うかで議論が盛り上がった。安否確認できる仕組みや、普段から誰が住んでいるかを知っている必要がある。
・では、誰がやるか。町会、PTA、管理組合など地域コミュニティの活性化が必要だが、なかなか活性化されない。誰もが動ける仕組みが必要。
ダイバーシティ・ファースト チーム
・世代を超えて交流できる居場所が必要。公園に隣接した建物で交流が促進できるとよい。
チルドレン・ファースト チーム
・都内の遊び場が減少している。あっても禁止事項が多い(球技やスケードボードなどが自由にできない)
・現状把握と必要な場所の確保が望まれる。
・縦のつながりやコミュニティをはぐくみ、高齢者や大人と一緒に遊ぶ交流を増やしていきたい。
最後に
先立つ都政報告で述べた
「熱心に取り組む議員がいる分野の政策は、充実する」
「都民ファースト」の政治には、議員のダイバーシティが重要
に加え、今回のワークショップ(課題を一つに絞る、解決策を一つに絞る)を通じて、
「大儀と共感」 (多数決が基本だが、少数意見に配慮する)
が大切であることを、最後に皆様と共有させていただきました!
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