外来昆虫クビアカツヤカミキリの勉強会に参加

イベント

7/7の夕刻は、「さくらフォーラム」が主催する表題の勉強会に参加しました。講師は、国立研究開発法人森林研究・整備機構森林総合研究所 昆虫生態研究室長の加賀谷悦子先生でした。

外来昆虫クビアカツヤカミキリは、桃や桜の樹皮に卵を産み付け、孵化した幼虫は木を食べるために入り込み、さなぎになる際にはさらに深部に入り込みます。寄生する幼虫の数が増えると、最終的には樹木が枯れてしまいます。

クビアカツヤカミキリの標本と幼虫が作った穴

・(幼虫が樹木を食べ、自身が作った穴から外に排出する)フラスをみつけたら、伐採&焼却が最も有効であること
・一本見つかったら、隣接した木に広がっていないかを調査するとともに、成虫が数キロメートル離れた場所に飛ぶ場合もあり、その場合は古木(木肌がごつごつしていて卵を産み付けやすい)の大木が上空から見えやすく狙われやすいこと

などを教えていただきました。世田谷区にはまだ侵入していませんが、先生からは、「さくらフォーラム」を中心に、多くの住民が予防に取り組んでいることをご評価いただきました。また、樹木の伐採に反対する声が、対応の遅れにつながってきたことも教えていただきました。

意見交換のなかで、過去に子どもが見つけた場合が少なくないことや、ある地域では毎年決まった学年の生徒や学生に教えることで、クビアカツヤカミキリについて知っている人を増やす取り組みを行っているなどから、都立園芸高校の学生に協力いただけくのがよいのではないか、そして、予防の取り組みの前に、まずはクビアカツヤカミキリが好きな花桃や桜がどこに生えているかを把握する必要がある、との意見がありました。

都立園芸高校との連携の可能性を模索するとともに、都が取り組むツリーマップとの連携も検討していきたいと思います。

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