東京都議会総務委員会の管外視察①~デジタルスキル研修施設「TUMO Gunma」

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 7/9の8:30に総務委員会メンバー、そして関係する都職員が東京駅に集合、北陸新幹線で移動し、10:00過ぎからデジタルスキル研修施設「TUMO Gunma」を視察、以下の説明と質疑応答の後、施設を視察しました。

群馬県のデジタルクリエイティブ人材育成について(eスポーツ・クリエイティブ推進課クリエイティブ人材育成室 樺澤 徹 室長)

・絹産業→スバル、サンヨー等製造業や食品産業→デジタルやAIを活用した新しい産業「デジタルクリエイティブ産業」の創出に取り組んでいる。
・R4.3に前橋駅前に、小中高校生を対象としたデジタル教育施設「tsukurun」をオープン。
・R2に開業したGメッセ群馬の4F全フロアを利用して、R7.7に、アルメニア発祥のプログラムを世界で22番目に導入した「Tumo Gunma」をオープン。中高生対象で無料。平日は18:30-プログラムスタート。

TUMO Gunmaについて(eスポーツ・クリエイティブ推進課クリエイティブ人材係 岩崎恵介 係長)

・デジタルスキルとクリエイティブマインドを持つ若者を育成。
・R4.3に開設した「tsukurun」は、小中高校生を対象に、5,780人/年が利用。3DCG/ゲームプログラミング/デジタル映像制作/VFR/2DCG(イラスト)どを楽しみながら学べる。
・県内のどこからでも参加できるように、高校にサテライトを設置。
・R7に開設した「Tumo Gumma」は、初級から中級の中高校生を対象に、24,300人/年が利用。通塾は基本週1~2回×140名を受け入れ可能(現在は6割が埋まっている状況)。
・学習分野は、3Dモデリング/ゲーム開発/グラフィックデザイン/アニメーション/プログラミング/ドローイング/モーショングラフィックス/映像制作の8分野。今後、生成AIも追加される予定。

Q&A(総務委員会メンバー)

 総務委員会委員長として司会を務めました。

Q 指導者は?
A 8名+α

Q アルメニアのプログラムはローカライズしているのか?
A 世界共通

Q 男女比
A 46%が女子。世界的に見ても割合が高い。

Q 学校との連携は?
A 情報1の追加単位と認定。英検のような扱い。

Q どうやって生徒とつながるのか。学校推薦などあるのか。
A 私立含め学校単位でバスで見学に訪れてもらい、興味を持った子が通うようになる。加えて公報。

Q 離脱率は?続けられる子は?
A 離脱する子はいる。分析はしていない。

Q 進学や就職に与える影響は?
A コンテンツ系に就職するイメージを持っているが、一旦は県外の大学等に進むだろう。推薦入学など大学との接続も取り組みたい。また、県内にコンテンツ系の就職先も用意する必要がある。

その後、施設を見学するとともに、以下も確認しました。

・子供だけが入れる(保護者でも大人は入れない)。親の目がなくなると作品がより自由になる
民間のプログラミング教室とのすみ分けはについては、内容が被っておらず、両方通っている生徒もいる
先輩から後輩へ教える状況も発生している

福島りえこの感想

 議会の質疑を通じて、子供達がデジタルについて学べる「くりらぼ」の実現につなげました。区市町村への展開に取り組んでいるところですが、私が課題と認識している点が2つあります。

①現状、「くりらぼ」の主なユーザーは、親が連れてきた小学生の子どもです。つまり、私が前例として参考にしていた石川の「コンピュータークラブハウス」や高知の「てくテックすさき」、福井の「Hana道場」のように、子供達が主体的に、そして継続して学ぶ場所にはなっていません。子供達が同世代の仲間と切磋琢磨できる環境にしていく必要があると考えています。
②(立ち上げは行政が行うとしても、最終的には、)IT人材を必要とする民間事業者が自ら人材育成に取り組むべきと考えています。

 「TUMO Gumma」では、学校単位でバスで見学に訪れてもらい、興味を持った子供が自ら通う仕組みになっていました。そして、子供同士が学び合う環境も生まれています。そして、本取り組みが、デジタルスキルのあるクリエイティブ人材を育成する(産業を育てる)という群馬県のビジョンと整合しているところが良いと思いました。

 視察後に昼食を摂り、13:13 高崎駅発(北陸新幹線・はくたか563号)で、次の視察先のある長野県に向かいました。

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