「ミモザの花~子どもの不登校を考える会」に参加しました。

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11/23の早朝は、地元の会合に参加し、引き続き、主催者のお一人にお声がけいただき、不登校の子ども達の高校進学に関する説明会(※1)に参加しました。

説明会では「フリースクール」や、三部制の定時高校である「都立荻窪高校」(※2)の校長先生の学校説明に加え、高校進学した不登校経験のある生徒、そして保護者の皆様の声を聞くことができました。

驚いたのは、子ども達が、苦しい経験含め自らを客観的に捉え、話すことできることです。保護者の皆様の、自分の子どもを理解するために発せられた問いに、的確に丁寧に答える姿に感心しました。引きこもっていた苦しい時間が、自分と向き合い、問い、考える時間であったことがわかります。

小中学校時代は、日中は学校に行くのが当たり前なので、学校に行かないと家に引きこもるしかないが、高校になると定時制など選択肢が増えるので、日中堂々と外を歩けるという話が印象的でした。出たくないのではなく、出られないのです。多様性に対してより寛容な社会にするために、当たり前を疑わないといけないと思いました。

価値観、家庭環境、障害の有無など、生徒の多様化が進むなかで、生徒一人ひとりに向き合うには、先生の数が足りないことを実感します。政治は、もっと教育に向き合い、行政は、もっと教育にお金をかけなければなりません。11/28の事務事業では、この領域について、同僚の内山真吾都議が質疑します。

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