オリンピック、パラリンピック関連施設を視察

5/9の午前中は、朝街頭から直接都議会に向かい、「オリパラ成功議連」主催の関連施設の視察に参加しました。
この日見学したのは、湾岸エリアで建設中の以下の5施設。

1. 選手村
2. 東京アクアティクスセンター
3. 夢の島公園アーチェリー場
4. カヌー・スラロームセンター
5. 海の森水上競技場

1、2、5は、当然ですが、以前見た時より工事が進んでいました。
3、4は初めて見学し、特に4は、我々の視察のためにポンプを稼働してくれました。
高低差と障害により複雑な水流が生み出されますが、この後利用(※)は容易ではないと感じました。

※ 公園の噴水でさえ費用削減のために止められることが少なくないなか、ポンプ稼働コストと、大会後のカヌーの練習やレジャーとしてのラフティングなどによる収益をバランスさせる必要があります。

都職員による各施設の説明で印象的だったのは、車椅子席や誰でもトイレの、設置数や割合について、必ず触れていたこと。オリンピックの人権尊重の理念の浸透の一端を垣間見ました。残りの工期も安全第一に進めていただきたいものです。

関連施設の視察

「プログラミング教育」に対する質疑についてのご報告

議会の谷間ですが、質問によって進んでいることをいくつかご報告します。

「平成31年第一回定例会」の「文教委員会」の教育庁に対する質疑で、2020年から必修化する小学校のプログラミング教育の教材開発の質の向上のため、小金井市立前原小学校(※1)や、福井県鯖江市(※2)の事例に謙虚に(※3)学ぶよう強く求めました。

※1 総務省の「次世代学校ICT環境実証事業」で先行、総合の時間などを活用し、概念理解にとどまらない、コーディングを含む、使えるプログラミング教育を実践

前原小学校 プログラミング公開授業

※2 「Ichigo-Jam」の開発者であり、鯖江市のICT戦略を牽引した福野泰介氏のアドバイスのもと、先行的にクラブ活動でプログラミング教育を実施、この知見を踏まえて今年度より、全小学校で授業化

※3 前原小は都内にあるにも関わらず、都教委は一度も視察に行っていなかった

都は、都内75校を研究校に指定、民間企業と連携し、H30~31年度の2年間をかけて、独自に教材を開発していますが、その内容は、私が考えるプログラミング教育とは異なっていました。その違和感がはっきりしたのは、前原小学校を視察したときです。生徒たちは、一般的には英語に習熟していない小学生には難しいであろうと思われがちな、テキストベースのコーディングに取り組み、「マインクラフト」や「ロボホン」など、そのまま与えたら遊び道具になってしまいそうなツールを、生徒同士相談をしながら、目的達成にむけて確実にブラッシュアップをしていました。また、年配の教員も掲示物を多用するなど工夫しながら指導されていました。

具体的な違いは以下の通りです。

(都の開発する教材⇔)前原小学校
1 教科と絡めた概念の理解にとどまる⇔具体的作業を通じてプログラミングでできること、可能性に気づく(※4)
2 ウォーターフォール⇔アジャイル(トライアンドエラーの機会が多い)
3 より共創的(仲間と作る、見せてフィードバックを受ける)
4 受動的⇔能動的(課題を、教科の単元の理解と無理に絡めなくて良いので、課題解決方法の自由度が高い)
5 あくまでも教科の一部⇔朝の会(で収集した情報でクラスの状態を把握)など、常時利用

子供はもちろん、教師の能力を信じたからこそできる、そして、昨今の教育で体験が難しいトライアンドエラーができるというプログラミングの特徴を生かした、主体的、かつ、プログラミングの本当の楽しさに気づける教育が、確かに実現できていました。

※4 文科省の手引きの第2版でも、教科とは別にプログラミング教育に取り組める、「C分類」が強化されています。
「小学校プログラミング教育の手引」の改訂(第二版)について

質疑の結果、都教育委員会は、初めて小金井市立前原小学校を訪問し情報交換をした結果、今後、都内小学校に事例紹介する際に、前原小学校の事例を先行事例として盛り込むことを約束しました。加えて、今年度中に、福井県鯖江市にも視察に行くことも決定しています。

新しい教育だからこそ、先駆者に謙虚に学び、その意義や価値を正しく理解したうえで、子ども達の教育にあたるのが教育者の姿だと思います。「プログラミング教育」について、継続してフォローしてまいります。

日本の就労世代、デジタル技能の訓練不足 OECD報告書
「教育現場の課題も多い。日本は授業でタブレット端末などのIT機器を利用する割合は最低水準で、IT関連の訓練が必要な教員の割合は80%と最も高かった。欧米では初等教育の段階からプログラミングを授業に取り入れている学校もある。デジタル人材の育成強化に向けて、社会全体での取り組みが必要になる。」

「第八回シモキタ名人戦」開会式に参加

平成最後の日は、日中に「第八回シモキタ名人戦(※1)」の開会式に参加、ご挨拶させて頂きました。例年は下北沢の東通りをはじめとする屋外が会場になるのですが、生憎の雨のため、「北沢タウンホール」での開催でした。

将棋や囲碁の名人も多く参加されていましたが、その中に、週刊文春で連載(※2)を持たれていた、先崎学棋士の姿も(真ん中の方です)。シモキタ名人戦は、第2回からご支援されてきたとのこと。軽快で優しい目線のエッセイのファンだったので、握手してもらっちゃいました!

※1 第八回シモキタ名人戦
※2 先崎学の浮いたり沈んだり (文春文庫)

医療的ケア児・重症児デイサービス「NPO法人Ohana kids」視察

4/27は、以前よりご相談頂いていた、区内の医療的ケア児・重症児デイサービス「NPO法人Ohana kids(※1)」の視察に伺いました。午前中は、未就学児を預かり、午後は、学校を終えた子供たちを17:00まで預かっています。制度的には地域ごとに拠点の設置が推奨されているものの、経営は不安定とのこと。世田谷区は独自に平成31年度から、医療スコア8点以上で、4,000円/人日の補助を行うことを決めています(※2)。また、運営資金のみならず、開設にあたっての物件の確保が困難だったことも伺いました。

障害を持つお子さんを持つ親が就労したり、それに至らずとも休息をとれる時間は必要だと考えます。先日も区内の医療型短期入所施設「もみじの家(※3)」を訪問させていただきましたが、情報収集を続けます。

※1 NPO法人Ohana kids
※2 医療的ケア児の通所施設への補助事業の実施について
※3 もみじの家

「天皇陛下のご退位に伴う奉呈文」を議決、および女性活躍推進本部の活動

4/26は臨時会が開催され、小池都知事から天皇陛下のご退位に伴う奉呈文を議決しました。内容は以下に紹介されています(※)。

退位の礼にあたっての奉呈文について

会議が開かれる日は、議員が議会に集まるので、多くの会議が設定されます。女性活躍推進本部の有志メンバーによる、女性政策の議論も行いました。

夕刻には、新宿で開催された「暴力的ひきこもり支援施設」に反対する会に参加、当事者の皆様の話を伺いました。

都議会臨時会
女性活躍推進本部

婦人発明家協会「何でも商談会!!!」

4/25は、文京区民センターで開催された、婦人発明家協会主催の「何でも商談会!!!(※)」に参加しました。当協会の商品審査通過商品や、特許庁に出願済の作品、なるほど展受賞作品などが出展され、メーカーや弁理士の意見と意見交換できる場です。

出展者のお話を伺っていると、問題を知り、課題設定し、解決策として作品、商品を考えたものの、それについて、当事者の意見をもらっていないケースが少なくないことに気づきました。そこで、まずは当事者の意見をもらうよう、アドバイスさせていただきました。

前職は研究職で特許も多く出願してきましたが、価値のない特許、意味のない研究開発に会社の資源を投入することは避けなければなりません。同じく、都議会議員という現職においても、事業の予算化にあたっって関係者の声を聞くことが不可欠だと考えています。

婦人発明家協会

東芝への想い

4/25の夕刻に、東芝(元職場)のOBOGを含めた集まりで、OGの1人として、東芝に対する想いをお話しさせて頂く機会をいただきました。

若い人達の東芝を良くしていこうという想いや、元同僚の温かさに触れ、育てて頂いたことに改めて感謝するとともに、この社会経験を今の仕事に活かしていくことを、改めて誓いました。

東芝にて
東芝にて

福島りえこと行く「新日鐵住金・君津製鉄所のプラスチックリサイクル施設見学」

4/22は支援者の皆さまと、「新日鐵住金・君津製鉄所」のプラスチックリサイクル施設(※1)の見学に行きました。ここでは、「容器包装リサイクル法(容リ法)(※2)」によって全国で回収されたプラごみ65万tの1割を受け入れています。

私は「平成31年第1回都議会定例会一般質問」にて、CO2削減と都の焼却灰埋立地の延命化の観点から、区部におけるプラごみの分別推進と、都の事業でのプラの使用量削減を求めました。都が一時、プラごみのサーマルリサイクル(発電を伴う焼却処分)を推奨していたこともあり、H29年度の区部の人口一人あたりの<容器包装プラ>の分別量は、2.65[kg/人・年]と、多摩地域平均の8.30[kg/人・年]と比べて低く留まっています。

詳細は※1に詳しいですが、現在コークスを作成する際に、石炭をに対して0.8%ほどプラごみを混入させていますが、プラごみの整形プロセスを(現在の3ルートから)増設できれば、混入率を高めることは可能とのことでした。

視察の機会を設けるために関わってくださった、そして、共に学んでくださる支援者の皆様に感謝申し上げます。

※1 日本製鉄株式会社 君津製鉄所 「発見!製鉄所のプラスティックリサイクル」
※2 容リ法って何だろう

見学の様子

「標準的なバス情報フォーマット/GTFS勉強会」に参加

選挙活動の合間をぬって、4/20の午前中に、東京大学で開催された「標準的なバス情報フォーマット/GTFS勉強会」の前半のみ参加しました。

国土交通省も明言しているように(※1)、バスの位置情報の標準フォーマットは、静的データについては「GTFS-JP」、動的データは「GTFS-Realtime」に固まりつつあります。それにも関わらず、オープンデータを標榜する東京都の交通局が主管する「都バス」については、H30に2.8億もかけて「オープンデータ化の推進」事業を実施していながら、静的データがようやく「GTFS-JP」に対応するだけで、動的データについては「GTFS-Realtime」には対応できる見込みがありません。

「東京2020大会」実施時に、訪都外国人はGoogleMap等使い慣れたアプリを利用して移動方法を探そうとするはずです。東京都は、「公共交通オープンデータ協議会(※2)」が集約した要望に応えてデータを提供しているというばかりで、それが世の中の標準とずれていることを指摘しても、動きません。

真のオープンデータ化、データ利活用推進に向けて、広く要望に応えるよう、継続して働きかけてまいります。

※1 経路検索の充実とバスロケデータの利活用 ~標準的なバス情報フォーマットの拡充~

※2 公共交通オープンデータ協議会

標準的なバス情報フォーマット/GTFS勉強会
標準的なバス情報フォーマット/GTFS勉強会