7/5の日中は、業界関係者からシェアラボの必要性を聞いてきた同僚の入江のぶこ議員の紹介で、有志メンバーとともに「三井リンクラボ新木場2」の視察に行きました。起業から間もないベンチャー企業では、実験設備を自前で作ろうにも資金的ハードルが高く、建物をレンタルで済ませることができれば、実験設備等のみの投資で済ませることができます。
同じニーズに応える仕組みとして「シェアラボ」がありますが、今回、「レンタルラボ」である必然性を学ぶために、現地を視察しました。
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羽田や都内からもアクセスが良い(国内外から来た顧客にプレゼンなどしやすい)
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海辺かつ洗練された施設(会議室やカフェ)で外国人研究者にも好まれる
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入居のハードルを下げる仕組みを導入
電気や給排水の設備に加え、狭めの部屋を用意したり、実験机を既設置にする、基本的な実験機器を共有で使えるなど、リンクラボ1の利用者のヒヤリングを反映
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これらに加え、入居者同士の情報交換なども生まれたりするとのことです。
・(顧客へのプレゼンテーション等を行うにあたり)独立性の高い施設が必要
・(多くの研究施設は、ある程度広い敷地が必要であることから郊外にあることが多く)都心であることは(プレゼンや、研究者の雇用面で)価値
・権利化についての専門家など、事業化に必要な専門人材を(今後)配置できる
などは、シェアラボとの差別化になると感じました。
入居希望者が多く、既に3棟目(リンクラボ3)の建設も始まっている、すなわち民間で資金が回りつつあるということから、行政が同様の施設を改めて建設する必要はないことがわかる一方で、東京都が行っている様々なスタートアップ支援策を、レンタルラボ利用者に知っていただくための取組(例えば定期的に訪問して支援策の説明をするなど)が必要であることがわかりました。
りんかい線一本でいける「東京都立産業技術研究センター」には、中小企業が信頼性試験等に必要なう測定機器を備え、貸し出す仕組みがあります。黒部理事長とは面識がある(同じ東芝の研究開発センター出身)こともあり、レンタルラボを利用する事業者の意見も聞いて、機器をアップデートできるよう、本視察をきっかけに、意見交換の場を新たに設けることになりました!
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