2/28に行った、都議として二回目の「一般質問」の紹介を続けます。
(3)女性活躍推進
「2020年までに女性管理職比率を30%」という政府目標ですが、2015年末の第4次男女共同参画基本計画で15%に下方修正されたように、その実現は容易ではありません。昨年、会派の女性都議有志で開催した「女性のための政治サロン」でも、「キャリアを築くための環境が不十分」という声を多く頂きました。
都内産業の持続的発展には、女性をはじめとする多様な人材が企業経営に参画し、多様化する市場への対応力を高める必要があります。先行する民間企業では、女性の経営者候補を、経営者のシャドウイング、平たく言えばかばん持ち的に付き添わせることで、意思決定を学ばせる取組みもなされています。
都は子育てとの両立のため保育政策に注力してきましたが、今後は、キャリア形成するための環境整備や、女性経営者特有の、自宅兼事務所だと保育所に入りにくい、身近にロールモデルがいないなどの課題解決にも取り組むべきです。
そこで、「まずは取組の第一歩として、都は女性経営者の抱える悩みや課題にしっかりと耳を傾けながら、その活躍推進に資する政策を検討するべき」と訴え、「新年度に開催予定の女性経営者を集めた会議(※)の場等を活かし、事例を広く発信することで、キャリア形成に役立てる」との答弁を引き出しました。
※ 女性経営者等の活躍に向けた会議「N E W CONFERENCE」を開催します!女性社長が動かす東京の未来
前回の女性経営者会議でも、政策提言があったので、次回はキャリア形成に関する提言があるものと期待できます。
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