「NPO法人高卒支援会 水道橋校」視察&「Tokyo Tokyo Festival関連イベント」

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7/12の日中は、清水やすこ都議と文教委員会の一部メンバーで、日本橋にある「NPO法人高卒支援会(※1)」の水道橋校の視察に行きました。ここでは、中学や高校で不登校になった子供たちが、通信高校の卒業資格を取れるよう、支援しています。

※1 NPO法人高卒支援会

神奈川県の調査結果(※2)では、ひきこもり状態となったきっかけの1位は、「不登校 」(37%)です(続いて、「精神的な疾病又はその疑い」(36%)、「人間関係がうまくいかなかった 」(34%)、ちなみに東京都はまだ調査をしていません)。見学した授業では「投票率をあげる」をテーマに各人が方法を提案するものでしたが、不登校だった子供たちが、元気に意見を述べている姿を見ました。

※2 「ひきこもりの現状と支援に関する調査」の結果について

不登校といっても、ここに来る生徒は、中高一貫校から来る割合が8割とのこと。7/8の視察と同様に、ここでも、従来の教育システムや現場と、子供たちの多様性との齟齬を改めて感じました。必要な取り組みを提案するために、現場に足を運び続けます。

その後、都議会に戻り、都の公共工事における熱帯雨林材の不正利用に関する陳情を受け、夕刻には、都が東京2020大会に向けた文化事業「Tokyo Tokyo Festival(※3)」の一環として催したオペラ「トゥーランドット」の鑑賞に参加しました。主演級の出演者のレベルはもちろんですが、引き算の美学ともいえる日本らしい舞台演出が素晴らしかったです。

※3 Tokyo Tokyo Festival

議会でも課題になっている、東京2020大会との関連が分かりにくいという問題ですが、同行した母に聞いたところ「小池都知事の挨拶文を読んで始めて分かった」ということでした。都職員は「Tokyo Tokyo Festival」関連の掲示物を増やしたと言ってましたが、それ以前の問題だと感じます。

NPO法人高卒支援会 水道橋校
Tokyo Tokyo Festival
Tokyo Tokyo Festival

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