本日、107人という感染者数が発表され、「感染状況」としては4段階の上から2番目の「感染が拡大しつつあると思われる」、「医療体制」としては4段階の下から2番目の「体制強化の準備が必要と思われる」と判断されました。
感染者数の増加ですが、夜の街中心に積極的に検査したことも影響し若者の感染者が多いが、年代的に軽症患者が多いため現時点で医療機関が逼迫しているわけではない。しかしながら、感染者が増えることでリスクの高い高齢者に感染が広がることにつながりかねず、気を引き締める必要がある、ということだと思います。
モニタリングの項目のみにとどめ、指標（数字）を出さないのは、医療体制も徐々に充実してきたり、同じ患者数でも、年代や関連する重症度等により、医療に与えるインパクトが変わるなど、一概に決められない部分があるのでしょう。
個人的には「東京アラート」は、「新しい日常の姿」を探るにあたり、「やや気を緩めすぎ」とか「もう少し慎重に進めてほしい」と都民に訴えるコミュニケーション手段として（もともとそうだったと思いますが）活用すればいい（今回も発動すればいい）と思っています。
加えて、新しい日常におけるテレワークの継続活用を、都はもっと訴えるべきと思います。
十分な３密対策が打たれていない場所は利用しないことが大切です。
コメント