平成25年の情報ではありますが、マンションに住む世帯は総世帯数の4分の1にも上ることから、マンションは、都民の主要な居住形態といえます。それにも関わらず、平成27年9月から全家庭に配られた「東京防災（冊子）」全324ページのうち、マンションに関する災害対策は1ページだけで、それ以外にマンションと関係のある記載としては、長期振動や、エレベーターを使わないこと、ベランダを使った避難、非常用トイレなど、数カ所あるぐらいでした。
都民の皆様より「マンションに関する防災情報が欲しい」というお声をいただき、2018年の総務委員会質疑で取り上げ、令和2年度予算で「マンション防災のコンテンツ追加」が予算化したことは、これまでも報告してきた通りです。この結果、「東京都防災」アプリに「マンション防災」が追加されましたので、改めてご紹介します！
「東京都防災」アプリを起動→「東京防災」を選択→下にスクロールすると、「マンション防災」があります！
このアプリですが、「防災くん」はかわいいものの、見たい情報に直感的にたどり着けないという課題があると以前から指摘しています。防災について周知する活動をしている人からご意見いただくなど、ＵＩ設計にはユーザー参加が不可欠であることを改めてお伝えしました。
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