世田谷区の校長・副校長会で、先生方のメンタルサポートにスクールカウンセラーを活用するよう通知

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区内中学校の特別支援学級で、教師による生徒への体罰があった件と、再発防止について、継続して保護者様よりご相談いただいています。

文教委員会に所属するなど教育に関わる中で、特別支援学級に配属される教師には、
(1)障害について知見のある能力の高い教師
(2)普通学級でうまく指導ができないために、(普通学級に比べて少人数の生徒を複数人の教師で担当できる)特別支援学級に配置された教師
の2種類がいる、ということがわかってきました。特に後者の場合、現状が受け入れられないなどのストレスが、子供に向かうことがあるようです。加えて、普通級と支援級の職員室が分けられているなど、教師同士の交流も少なく、これも支援級の(2)に該当する教師が疎外感を感じる要因の一つであることもわかってきました。

世田谷区教育委員会と議論を重ね、学校に配置されているスクールカウンセラーに、支援級のみならず、普通級の教師についても面談をすることを提案しました。支援級の問題を解決するには、普通級の教師にも自分事として考えてもらう必要があると考えたからです。教師同士の交流がなくて、生徒同士の交流も期待できません。

世田谷区の校長・副校長会で、スクールカウンセラーによる教師の面談を進めるよう、通知をしたとの報告を受けました。その後の進捗も丁寧にフォローしてまいります。

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