(3)ボランティアの心得について
ボラバスに参加した人は、初めての人が1/3、経験者が2/3という感じでした。飲食物や作業のための格好(長袖長ズボン、ゴーグル、防塵マスク、帽子、踏み抜き対策をした長靴、厚手のゴム手袋)など、自分の身の回りについては基本的に自分で用意します。当日の作業については、経験者が様々なアドバイスをしてくれます。その中で、以下の現場での注意事項が心に残りました。それは、「結果的に廃棄処分になるものでも被災者の持ち物なので丁寧に扱うこと」、そして「許可なく写真は撮らない」というものです(なので写真は殆どありません)。被災者の方は我々に向けて笑顔を向けてくださいます。でも私達の作業はたった数日間。被災者の皆様の生活は続きます。作業を丁寧にすることはもちろんのこと、気持ちに寄り添うことを心掛けました。
水害から一か月が経ち、作業は進んでいましたが、まだまだ現地はボランティアを必要としています。私の報告を読んで、作業の格好、交通手段、時間が確保できれば、誰でも現地で手助けができる環境が整備されていることがわかって頂けたのではないでしょうか。
今回のボラバス派遣に向けた募金活動、バスや宿泊先の手配、事前説明会やスケジューリングなど、全般でお世話になったせたがや災害ボランティアセンターはじめ、お世話になった皆様、ありがとうございました。今回参加して得た気づきは、東京都の防災計画に関する質疑に反映していきます。
コメント
福島さん。西日本豪雨災害ボランティアご苦労様でした。
予想外で少し驚きました。良い経験と簡単には言えませんが、ご苦労様です。
8月17日夜~21日朝。ボランティア作業は2日間。
せたがや災害ボランティアセンターと協力された。行動力あるんですね。
(投稿遅れましたが)
復興に時間がかかることを実感しました。少なくとも命を守るための避難計画は重要です。