6/10の午前中は、会派の木下都議のお誘いで、清水都議と3人で、「一般社団法人 日本シングルマザー支援協会(※)」を訪問しました。「女性活躍推進本部」で政策の議論を重ねるなかで、女性に関わる多くの問題(DV、児童虐待、貧困など)が、女性の経済的自立の難しさと密接に関連していると考えるようになりました。そのようななか、「一般社団法人 日本シングルマザー支援協会」理事の江波道子さんのお話は、いちいち納得のいく、素晴らしいものでした。
2002年に「児童扶養手当」の改正の際に、保護者の経済的自立を想定し、2008年4月から最大で半額まで減額されるとしましたが、2007年の改正で、事実上凍結になっています。つまり、経済的自立ができる収入を得るのは容易ではありません。
「一般社団法人 日本シングルマザー支援協会」は、シングルマザーに、経済的自立が不可能ではないことを伝え、背中を押し、就職後も相談にのるなど、継続的なサポートを行うとともに、就職先の企業の雇用環境にも働きかけることで、シングルマザーの経済的自立と企業の多様性推進の両立に成功しています。
実体験と研究に裏付けられた啓発や支援策に、共感しました。
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