10/5に開催した「第6回都政報告会」の冒頭では、小池百合子都知事に、これまでの都政の成果、そして、諸外国との比較(端的に述べれば日本の後退)の認識にたった、巻き返しのための戦略をご紹介いただきました。その柱となるのが、8月の末に発表した、「TOKYO Data Highway基本戦略(※1)」です。
関東大震災後、そして、前回の東京オリンピック後のレガシーがそれぞれ、幹線道路や新幹線、高速道路ならば、東京2020大会後のレガシーは、大量のデータのやり取りが可能な、5G(※2)インフラであり、この整備に都が基地局の設置に都有施設を提供するなど、支援をするというものです。
先日就任した元Yahoo社長の宮坂副知事の見識が最大限生かされた、都市間競争を勝ち抜くための、正しい戦略だと思います。
※1 「TOKYO Data Highway」基本戦略の策定について
※2 第5世代移動通信システム
都知事の分かりやすく、時に笑いも引き出すプレゼンに、都政への理解が進んだ、期待が持てる、との声を多くいただきました!
ところで、5G、大容量無線通信システムという新しいインフラを通じて集めたビッグデータから価値を生み出し、暮らしを豊かにするサービスを提供するアプリやシステムを作るのは”人”です。「プログラミング教育」の充実は、このインフラを使いこなす人材を育てるという意味で「TOKYO Data Highway基本戦略」と両輪ともいえる重要な政策です。(続く)
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