【令和02年度予算で実現したことその①:小中学校への「端末導入支援員」の配置の支援】

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質疑を通じて令和02年度予算で実現した政策をご紹介していきます。

一つ目が、学校におけるICT環境の整備を支援する、「端末導入支援員」の配置の補助です。「TOKYOスマート・スクール・プロジェクト」として、本件含め全体で56億円が計上(令和2年度主要事業、東京都)されています。令和元年度補正予算案で公表された「GIGAスクール構想」(文部科学省)もそうですが、日本の施策はハコモノへに投資して終わりになりがちです(経済活性化策と揶揄されるゆ所以です)。10年ほど前に打ち出された「スクールニューディール政策」(と称して、電子黒板等が導入されたものの、十分使えなかった)のようなことを繰り返さないためにも、私は人的サポートの重要性を訴えてきました。先生方の長時間労働の是正に、「スクール・サポート・スタッフ(事務作業の補助員)」や、「部活動指導員」、「学校マネジメント教科モデル事業(副校長先生を支援する非常勤職員)」などが奏功していることも踏まえての提案です。

国は既に1/4の補助(交付税措置)を行っていましたが、今回、残りの3/4が区市町村負担だった部分を、都が負担することになりました。つまり、令和2年、3年度は導入から1年間、令和4、5年度は導入から半年間の間は、区市町村負担無し(!)で、端末導入支援員を配置できます。

世田谷区はじめ、学校のICT環境整備に乗り出す基礎自治体には、是非ご利用いただきたいです!

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