8/18に、第二回都議会臨時会が開会しました。知事の所信表明のうち、重要な点を抜粋します。
デルタ株との闘いに総力戦で臨む
・ワクチンや抗体カクテルという「攻め」、人流抑制や基本的な感染防止対策という「守り」を同時並行で進める。
・現下の情勢を「医療非常事態」と位置づける。
医療提供体制の充実を図る
・宿泊療養は新たな施設開設など受入を強化、自宅療養は医師会と協力し訪問診療体制を拡充
・都立・公社病院では、緊急搬送先が見つからない場合の受入要請に応じる病床(酸素ステーション)を確保するとともに、中等症患者に酸素投与等を行う病床を新たに整備
・軽症患者の一時的な受け入れ先となる酸素ステーションを渋谷に開設、順次拡大
・重症化を防ぐ「抗体カクテル療法」を宿泊療養施設で活用
今一度、基本に立ち返る
・集客施設等における、入場整理や施設内における人との距離の確保など、感染防止対策を強化
・飲食店等に対する協力金は、一定額を先払いするなど、支給を迅速化
ワクチン接種を一段と加速する
・都が運営する大規模接種会場で、警察・消防関係者に続き、今月からは学生や中小企業の従業員などへの接種を開始。自力での移動が困難な方には、介助者が運転する車に乗車したまま接種を受けられる会場(井の頭恩賜公園ワクチン接種会場)も整備
・若者世代にむけて、今月、渋谷駅付近に、事前予約なしで接種可能な若年層専用の会場を開設するとともに、アプリ等を活用したキャンペーンも展開
・都が確保しているワクチンの一部を、中高年層等を対象とした接種のため区市町村に配分、国にも供給量の確保を繰り返し要請、都内では、今月末に一回目の接種を約6割、二回目の接種を約4割の方が終える見込み
補正予算の編成
・本臨時会では、事業者に対する都の独自支援の拡充や、ワクチン接種を行う医療機関への支援など、総額1556億円の補正予算案を提案
・この度の緊急事態措置の延長に伴う協力金の支給や、感染状況を踏まえた医療提供体制の強化・充実など、総額1722億円の補正予算案を併せて提案
熱戦のバトンをパラリンピックへと繋ぐ
・「パラリンピックの成功なくして、大会の成功はない」
コメント