4/20の日中は、「第9回都政報告会」にオンラインで参加してくれた、神尾りさ世田谷区議会議員のお声がけで、スタンフォード大学医学部と、国立成育医療研究センター周産期・母性診療センター母性内科に所属する母性内科医師の三戸麻子先生から、オンラインでプレコンセプションケアについて学ぶ機会をいただきました。
高血圧を放置したまま出産を迎えたため、残念ながら死産になってしまったようなケースでも、その次の妊娠・出産では薬で血圧をコントロールすることで、健康な赤ちゃんを39週で出産できたなど、事前に知識をつけることで、赤ちゃんの命を危険にさらさず、そして、健康な出産を迎えることができます。
・健康と教育、そして(環境の)貧困には密接な関係があり、学生の段階で教育を受けることが望ましい
・保護者の啓発も重要(cf. 子宮頸がんワクチンを打ちたくても、親に反対されるなど)
・妊娠に気づいた時には赤ちゃんの臓器が作られる時期を過ぎていることが少なくないことから、いつ妊娠してもいい身体づくりが大切である
ことなどが紹介されました。
現在、札幌啓成高等学校で実践型プログラムを試行していること、先行事例としてスウェーデンのユースクリニックがあり、窓口(助産師や産婦人科医が24時間体制で対応する駆け込み寺、25歳まで無料、アフターピルも処方)が重要であること、HPVワクチン接種のタイミングに教育できると良いと考えられていること、などが紹介されました。
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