ワイズスペンディングとEBPM
少子高齢化や人口減少などの課題を乗り越え、都民と東京の未来を切り開くため知事が取り組まれてきたのが、ワイズスペンディングです。
これまでの事業の見直しは、主に予算の執行状況の側面から行われ、評価も行政自らが行ってきました。知事はこれを大きく見直し、エビデンスベースの評価を導入するとともに、一事業ごとに評価を行い、公表するなどしてきました。
結果、所信表明でも述べられたように、事業評価により生み出された財源は8年で8,100億円におよび、子育て支援策など直面する課題解決にむけた新しい事業への投資につながっています。
Q このような、知事自ら任期期間中に手掛けた評価制度の改革を振り返り、都民のための事業を行うという観点を大切に、ワイズスペンディングの取組みの成果を着実にあげてきた、知事の想いを伺います。
A
〇 都民ファーストの視点に立ち、東京大改革を推し進めていく、そのためには、事業を見直す仕組みそのものをアップグレードする必要がある。こうした考えのもとで、知事就任以降、ワイズスペンディングの観点から、評価制度の充実・強化に全力で取り組んでまいりました。
〇 具体的には、全ての事業への終期、終わりの期の設定、外部有識者の知見やデータ分析を活用した成果重視の評価の導入など、都民サービスの向上に繋がる、様々な創意工夫を積み重ねてまいりました。
〇 こうした8年間の取組を通じまして、都財政には、新たな視点を取り入れながら、自律的に見直しを行う仕組みが着実に根付いてきております。
〇 今後とも、公会計制度を活用し、評価制度の不断の見直しで、都民のQOL向上と着実な財源確保に繋げてまいります。
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