「令和7年事務事業質疑」総務委員会②人事委員会

福島りえこ,世田谷区,都民ファーストの会,都議会議員 ブログ

 11/13の午後の事務事業質疑は、人事委員会、そして子供政策連携室について行われました。

 今期から総務委員会委員長を務めているので、自身で質疑に立つことができません。よって、私も答弁調整に関わった、さいとう和樹都議の質疑について、以下に記載します。

技術職の採用について

 人材供給の構造的な変化や働き方に対する価値観の多様化が進む中、官民問わず人材の確保は一層困難になっています。
 都においても採用試験の申込者数が減少傾向にある中、令和5年度以降、採用試験制度の見直しに集中的に取り組んできており、今年度には事務職の申込者数が増加するなど、明るい兆しもみられています。
 また、1年前に私たちが行った予算要望に対し、令和八年度から技術系職員に向けて、奨学金返還支援を実施するための準備を進めていることを高く評価いたします。人事委員会では、この点も周知しながら学生への広報PRをしているとのことです。
 しかしながら、技術系職員の確保が難しいという状況は、都に限った問題ではなく、全国的に土木、建築、機械、電気といった分野の技術系公務員の確保が極めて困難な状況となっております。
こうした状況を打開し、より都を目指す人を増やすためには、技術者にとって都が魅力的な職場であることを学生等に伝えることが大切です。

 都で働く技術人材の確保に向けて、これまでどのように取り組んできたのか

(斎藤試験部長)
〇 都はこれまでも、採用PRイベントの実施や大学主催の就職説明会への参加などを通じて、都の仕事の魅力や、採用試験制度等に関する情報を周知
〇 イベント等においては、参加者が都の若手技術職員と直接対話できる機会をつくり、就職後の具体的なイメージを共有できるよう取り組んできた

 これまでも都の魅力を学生に伝えてきているということですが、技術職の採用試験の実施状況は厳しい状況にあります。民間企業の採用活動も活発であり、いわゆる「内定の早期化」も進行していると聞きます。そこで、

 学生に対するPRについて、新たな視点でのアプローチや工夫が必要であると考えるが、都の認識と取組内容は

A (試験部長)
〇 学生の民間企業への就職活動早期化を踏まえ、学生が就職先を具体的に検討し始める前の段階で、公務や都の職場に興味を持ってもらうことが重要
〇 このため、本年度から新たに、大学1・2年生を対象に、現場見学会と、若手職員との懇談とをパッケージ化した「都庁×理系キャリア発見フォーラム」を9月に開催
〇 生の現場を「体験」してもらうことで、都の技術職の仕事の意義ややりがいを実感してもらうとともに、就職先としての都庁のイメージが向上することを期待
〇 こうした取組や、大学キャンパスでの広報媒体の活用等を通じて、都の技術職の魅力を早い段階から伝え、有為な人材の確保につながるよう、取組を進めていく

 大学1・2年生という低学年に向けたイベントを開始するなど、新たな工夫をしていることが確認できました。こうした取組の結果、受験者がどれだけ増加したかなど、その効果もしっかりと検証してほしいと思います。

 やりがいの一つには、技術系人材がきちんと評価され、昇進できる環境であることも大切です。技術系人材は専門性を活かした仕事や研究に取り組むことでマネジメント経験を積みにくく、結果、昇進要件を満たすタイミングが遅れる傾向があるともいわれます。採用に加え、総務局とも連携し、その後の育成にも配慮することで、技術職にとって魅力ある職場とし、その確保に尽力していただくよう、要望しました。

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