第4回定例会が閉会しました。

同日、<第4回定例会>が<閉会>しました。閉会日には、定例会で議論された諸課題への姿勢を、各会派が討論として表明します。ここで、先般確定した<地方法人税の算定基準変更>に関し、都民ファーストの会をはじめとする各会派が、都の行政サービスの質の低下につながると反対姿勢を示したのに対し、<算定基準変更>を推進した現内閣と同一の会派が、<算定基準変更>を止められなかったことを(都のインフラ整備について議論する協議会を作ることを合意したとは述べていましたが)棚にあげ、知事の責任を問う討論に終始していたことには、強い違和感を覚えました。

とはいえ、基礎自治体の議員が少なく、国会議員もいない都民ファーストの会が、努力はしているものの、公聴や、国との協働に弱みがあるのも事実であり、ベンチャー地域政党が克服しなければならない課題のひとつです。

<駒沢耐久レース>の開会式&尾山台中学校<邦楽の夕べ>

12/16の午前中は、<駒沢耐久レース>の開会式に参列しました。
高校時代に陸上部(短距離)だったので、タータンのトラックを見ると血が騒ぎます。

午後は、地域の支援者様宅に、<リエコラボ通信No.6>をもって伺いました。

夕刻は、<尾山台中学校>で開催された<邦楽の夕べ>と懇親会に参加、先生方のみならず、中学生、高校生によるお琴、三味線、尺八の素晴らしい演奏を聴かせていただきました。なかでも、お正月になるとよく聴く<春の海>のフルートとお琴のデュオは素晴らしかったです。そしてこの<春の海>を作曲した宮城道雄氏が視覚障害者であったこと、低音が出せる17弦のお琴を開発したこと、そして当時(戦前)は目が見えないとなると、それ以外の能力が優れているだろうとお琴を習わせることが少なくなかったことを聞きました。宮城道雄氏の場合は、障害を前提とした特殊な教育が、才能の開花につながったことになります。想定外でしたが、<インクルーシブ教育>そして<インクルーシブな社会>の在り方について、改めて考える機会になりました。

尾山台中学校 邦楽の夕べの様子

尾山台中学校 邦楽の夕べの様子

<スタディ・アシスト事業>を視察

12/15の午前中は、都民ファーストの会の質疑から始まった(※1)<スタディ・アシスト事業>を視察するため、都議選時からこの事業を政策に掲げてきた伊藤ゆう都議、内山真吾都議とともに、立川第三中学を訪問しました。

※1 [東京都議会]文教委員会 塾との連携をした学習支援「スタディアシスト事業」がスタート

行政の役割は、富の再分配による底上げが中心であるため、どうしても基礎学力定着(例えば<地域未来塾>)に手厚くなりがちですが、<スタディ・アシスト事業>は、成績上位者でありながら経済的事情で塾に通えない生徒を支援(例えば、英数二教科、各50分事業を週一回実施)する事業です。市教育委員会の方からの「このような事業をまさに待っていた」という声を嬉しく伺うとともに、土曜日に登校して学ぶ生徒たちの背中を見て胸が熱くなりました。都民の、それも次世代をになう子供達のための事業を、1つずつ実現していきたいです。

立川第三中学

その足で、西東京市市議会議員の、たきしま喜重氏(※2)の政治活動の応援にも行きました。1期目でありながら西東京市のふるさと納税の仕組みを作るなど、成果をあげられています。

※2 たきしま喜重ウェブサイト

たきしま喜重氏の活動の様子

<文教委員会>にて会派を代表し質疑しました。

12/14は、<文教委員会>が開催され、私は<都立高校改革推進計画・新実施計画(第二次)>(※)について会派を代表して質疑しました。他に龍円都議が<公立学校のブロック塀対策と空調設置の補正予算>、鳥居都議が<私立学校のブロック塀対策の補正予算>について質疑を行いました。

※ 御意見募集「都立高校改革推進計画・新実施計画(第二次)(案)」の骨子について

子供たちの将来、日本の将来に関わる質疑になることから、<アクティブ・ラーニング推進校>30校や、<理数研究校>24校など、特徴的な取り組みを行っている各校の報告書に、可能な限り目を通し、専門家の意見も聞きながら、「目的意識を持って学ぶ、とりわけ、進路やその先の就労のイメージを持って学ぶことが、重要である」という立場で、慎重かつ丁寧な質疑を心掛けました。

その意味で、「課題について自らの意見を述べる、他者の意見を聞き理解する、協力してより良い回答にたどり着く」<アクティブ・ラーニング>は、これまで習得するものであった知識を、使うものに変える経験ができる、大切な取り組みです。これは、実社会の疑似体験に他ならず、いわゆる学力の高低に関わらず「目的意識を持って学ぶ」ことにつながると考えます。

我々は、教員の長時間労働に配慮する意味から、追加するべき教育をただ訴えるようなことはせず、<アクティブ・ラーニング>をはじめとして、推進校で得られた「目的意識を持って学ぶ」ことにつながる成果をきちんと分析し、他校に展開することを中心に質疑を行いました。全部で70分にもなるので全ては載せられませんが、主だった質疑を以下に記載します。生徒が「目的意識を持って学ぶ」ための着実な取り組みを、答弁いただけていると思います。

Q.推進校で研究・試行、成果がでているアクティブ・ラーニングについて、生徒の意欲と、成績の視点を踏まえ、評価に関する効果的な取組を抽出するとともに普遍化し、他の都立高校にも展開するべき。

A.知識の活用や学習意欲の向上等について、質問紙による全校生徒の調査や生徒の学力向上を数値的に把握した学校あり。このような定量的な評価の事例を報告会等で他校に周知し、生徒の変容を経年で把握する評価を推進。

Q.理数アカデミー校や理数研究校の取組の評価が定性的だが、今後どう評価し普遍化して他校に普及するのか。

A.従来は定性的な評価が中心だったが、今後、指導改善に結び付けるために、生徒の変容等を定量的に評価する方法の研究を進め、研究成果と合わせて全都立高校に周知。

Q.プログラミング教育の充実のために、コンピュータ関係の部活動において、外部人材を活用することが重要。

A.都立高校の中には、パソコン部の活動に専門的なスキルをもつ外部人材を活用している学校有り。引き続き、都立高校のコンピュータに関する部活動において、企業や大学等の外部人材を活用できるように支援。

Q.校内寺子屋事業(基礎学力定着支援)の出席率を高めるための取組は。

A.個人面談等で説明し参加を促したり、部活動との両立ができるよう工夫したりする等の出席率を向上させる取組を、事業実施校の情報交換会で共有。

Q.指導の重点が基礎学力の定着や基本的生活習慣の確立に置かれる進路多様校において、大学進学を希望している生徒に対して、大学進学に向けた支援を行うべき。

A.進路多様校の中から、放課後等に外部人材を活用して大学進学に向けた学習指導を行う学校を指定することを検討し、生徒の学力向上を推進。

Q.専門高校の魅力をもっと伝えるべき。

A.中学校の教員に対し、工業高校が実施する出前授業の一覧などを掲載したパンフレットを作成・配布したり、専門高校の魅力を伝えるホームページを改善するなど魅力発信を充実。

Q.新国際高校(仮称)の構想において、アクティブ・ラーニングはじめ、これまでのモデル校で成果が出ている取組を活用すべき。

A.取組の知見を今後策定する新国際高校の基本計画や実際の教育活動に活用。

Q.ユースソーシャルワーカー(YSW、不登校への対応や中途退学の未然防止のための、福祉や就労に関する専門人材)の導入成果と今後の展開は。

A.平成29年度は平成28年度と比べ約1.3倍の3055人に対応するなど、活用が進み、今年度は、多様かつ複雑な課題に迅速に対応するため、上級職のYSW(主任)を配置。今後は、YSW(主任)の配置拡大を検討するとともに、YSW等の有効活用を促し、不登校・中途退学等の対策を充実。

Q.外国籍生徒の入学者選抜の改善と入学後の日本語指導の取組と今後の対策は。

A.入学者選抜において、検査問題にルビを振る措置を、日本国籍であっても日本語指導を必要とする生徒にも行うとともに、在日期間を3年以内から6年以内に延長。生徒一人一人の状況に応じた日本語指導ができるよう、その充実策を検討。

Q.今後の都立高校改革に当たって、客観的な情報とデータに基づく施策の企画・立案の重要性について、都教育委員会の見解を伺う。

A.今後、都立高校や生徒の状況等に関する様々な情報やデータをもとに、客観的な根拠に基づく施策の企画・立案をより一層推進。

福島都議
質問すう福島都議

<世田谷消防団第17分隊本部>の完成式典に参列

12/13 11:00からは、<世田谷消防団第17分隊本部>の完成式典に参列しました。<世田谷消防団第17分隊>は、皇居相当の広さのエリアを22名の団員で担当しているとのこと。四季を通じて訓練や活動がある消防団員の皆様が、新しい本部で、より快適に活動できるようになりました。

第四回定例会一般質問

12/12の午後は、<第四回定例会一般質問>が行われました。都民ファーストの会からは7名の仲間が登壇しましたが、共に<女性のための政治サロン>を運営した木下ふみこ都議(※1)、あかねがくぼかよこ都議(※2)が、それぞれ、<女性のための政治サロン>で頂いた声を踏まえつつ、女性のための性教育の重要性や、創業、ベンチャー支援、妊娠適齢期の普及啓発や不妊治療助成等を訴えました。都民の皆様の声を届ける役目を真摯に果たして参ります。

※1 木下ふみこ都議ウェブサイト
※2 あかねがくぼかよ子都議ウェブサイト

第四回定例会代表質問

12/11は、<第四回定例会代表質問>が行われました。都民ファーストの会の働きかけに対して、前向きに取り組むとが決まったものの一部をご紹介します。

病児保育:来年度末までに、160 か所の病児・病後児保育施設の設置をめざし、整備費や改修費用の補助を実施するなどの施策を展開、加えて、利用者の利便性や施設稼働率の向上に取り組む区市町村への更なる支援策を検討。

児童虐待防止条例:妊娠、出産及び子育てについて相談しやすい環境を整備すること等を条例骨子案の「未然防止」の項目に記載。来年度はLINE相談も本格実施する予定、社会全体で全ての子どもを虐待から守るため、全力で取り組む。

スクール・サポート・スタッフ(教員の負担軽減による働き方改革):今年度、都内全校の5分の1への配置を支援、更なる配置拡充を検討。

認知症疾患医療センターへの支援強化:専門職による本人や家族への的確な助言や、地域で支える医療・介護従事者の連携の推進など、センターの機能強化を検討。

地域の安全対策:地域の防犯力の維持向上に有効な防犯カメラの新規設置に加え、維持管理経費への補助も検討、町会・自治会等をさらに支援。

都民の皆様にとって必要な施策の実現に取り組んで参ります。

農地の保全の大切さを体感

12/9の午前中は、<リエコラボ通信No.6>(※)を持って、地元の支援者様にご挨拶に回りました。そして日中は、地元農家の大根&白菜堀りに参加しました。瑞々しい大根と<ごま症>のない真っ白な白菜は、いずれも新鮮で歯ごたえよく美味しかったです。

環境保全、火災時の延焼防止や避難場所、農業への理解や農業体験の場、そして、新鮮で安全な農産物の供給と、都市部の農地には様々な役割があります。生活に潤いと安全をもたらす農地の保全の大切さを体感しました。

※ リエコラボ通信Vol.06

12/11の都民ファーストの会の<代表質問>でも、農業振興の今後の展開を取り上げ、「都市農地の保全に向け、生産緑地地区の追加指定や特定生産緑地への移行を進める。貸借制度の機をとらえ、女性、若者、シニア等多様な担い手の確保・育成に力を入れるなどきめ細かな対策や体制整備に努める。農空間を都市の魅力かる貴重な資源として活用することで東京における農業の未来を切り開く。」との知事答弁を得ています。

地元農家さんでの大根、白菜堀り

「第15回東北大学男女共同参画シンポジウム」にて登壇いたしました。

12/8のシンポジウムでは、「民間企業の研究者から東京都議会議員へ ~自分なりの社会貢献を模索して~」と題し、自らの経験と学んだこと、そしてシンポジウムのテーマであった、<共働き>について、「多様性が受容され、活かされる社会の基盤である」との考えを述べました。以下(※)に簡単な報告が掲載されています。

シンポジウムでは、学生の代表2名(学部四年生、修士二年生)も、共働きについて抱く率直な想いを発表してくれました。大企業や行政では制度が整いつつありますが、私が就職した四半世紀前から「頑張らないと共働きできない」という状況は変わっていないようです。我々世代の責任を改めて感じました。

※【報告】第15回東北大学男女共同参画シンポジウム 『Dual Career Couple 今と未来の「共働き」を考える』(2018/12/8開催)
(写真は上記サイトからお借りしました)

続く懇親会では、東北大発の女性副学長の大隅典子先生はじめ、シンポジウムを運営、または参加した女性研究者の皆様と、危うく新幹線の終電を逃しそうになるほど、盛り上がりました。

元気をいただける会にお招きいただき、本当にありがとうございました!

会場前にて
会場内
東北大学構内

東京大学の教育社会学の先生を訪問

「平成30年第4回定例会」で教育庁から提出される議案に、「都立高校改革推進計画・新実施計画(第二次)(案)」があります(※;12/21までパブリックコメントも受付中です)。希望して就任した文教委員会委員ですが、子供達の将来に関わる議論をする責任を痛感しています。

私もですが、子育てを経験すると、にわか教育評論家になりがちです。部会(同じ委員会に所属する同じ会派の議員で構成)のメンバーは、以前より教育活動に従事していたり、地元や当事者、関係者の陳情を丁寧に聞いていたりなど、にわかではない知識と経験のあるメンバーばかりですが、加えて、専門家のご意見も伺いたいと考えました。

12/5は、部会の内山真吾都議、部会は異なるものの教育に問題意識を持つ奥澤高広都議、藤井あきら都議とともに、急な申し出にも関わらずお時間をくださった東京大学の教育社会学の先生を訪問し、部会で議論した内容を中心にご意見頂きました。

子供達の社会で生きる力を高められる教育の実現には、偏差値の似通った子供達が集まるのではなく、可能な限り進路を意識して、目的意識を持って進学することが大切だと考えています。12/14の質疑に向けて、引き続き検討を続けてまいります。

※ 御意見募集「都立高校改革推進計画・新実施計画(第二次)(案)」の骨子について

東京大学のイチョウ