リエコラボ通信Vol.31(令和5年第4回都議会定例会の進捗、他)

福島りえこ,世田谷区,都民ファーストの会,都議会議員ブログ

都政リポート「リエコラボ通信 Vol.31」を発行しました!

(1)令和5年都議会第4回定例会代表質問での進捗

【重点領域①】誰もが活躍できる環境整備
 ・女性キャリアアップ支援
 ・元気シニアの活躍の場の拡大
 ・ユニバーサルコミュニケーションの推進
 ・支援したいと思う方が支援できる仕組みの研究
【重点領域②教育・子育て施策の充実】
 ・発達・知能検査の支援
 ・教員の負担軽減
 ・不登校・いじめ対策
 ・望まない妊娠の健康被害を最小限に~アフターピル~
 ・給食無償化と高校授業料無償化

(2)継続的な取り組みの紹介

Topics1 都の中小企業振興策に、生産性向上に加え、従業員の待遇改善の観点を付与!
Topics2 エビデンスベースの子供施策の強化
Topics3 防災におけるコミュニティ活性化の重要性

用語の説明

プレシニア

シニアになる前の年齢層のことを指します。 例えば世界保健機構では「高齢者(=シニア)」を「65歳以上」と定義しているので、この場合、プレシニアは55歳~64歳あたりになります。

「地域参加のトビラ」

「地域参加のトビラ」は、身近な地域での活動にご関心をお持ちの方と、東京都内で活動する団体をつなぐプラットフォームです。
 団体のみなさんは、活動の体験会や各種講座・ボランティア等の参加者募集情報を掲載できます。
 地域のみなさんは、掲載情報のなかから、ご自身の関心ある募集を探して気軽にお申込みをいただけます。(東京都福祉局HPより)
 プラットフォームを具体化するにあたり、
・シルバー人材センターや社会福祉協議会など先行する取り組みについてヒヤリングして、マッチングにあたって必要な事柄をプラットフォームの機能に落とし込む
・シルバー人材センターや社会福祉協議会、町会・自治会、さらには、東京2020大会を契機に立ち上がった「東京ボランティアレガシーネットワーク」などの有償・無償の人材募集も統合する
よう、働きかけています。

パラリンピックとデフリンピックの違い

パラリンピックもデフリンピックも障がい者のスポーツ大会ですが、参加できる人が違います。 パラリンピックは身体障がい者を対象としており、聴覚障がい者の競技種目はありません。 聴覚障がい者はパラリンピックに参加できないのでパラリンピックとは別にデフリンピックが開催されています。(Sports for Socialより)

ユニバーサルコミュニケーション

聴覚障害者だけでなく、外国人(旅行者)や高齢者、怪我や病気で声が出せない人など、音声でコミュニケーションできない人とコミュニケーションできるようにする取組みです。東京都は2025年に開催するデフリンピックを契機に、いつでも、どこでも、誰とでもつながるユニバーサルコミュニケーションを促進することにしています。

ヘルプマーク

義足や人工関節を使用している方、内部障害や難病の方、または妊娠初期の方など、外見からは分からなくても援助や配慮を必要としている方々が、周囲の方に配慮を必要としていることを知らせることで、援助を得やすくなるよう、作成したマークです。(東京都福祉局HPより)

ヘルプマーク

認可保育所と認証保育所の違い

認可保育所(国基準)
 認可保育所とは、児童福祉法に基づく児童福祉施設で、国が定めた設置基準(施設の広さ、保育士等の職員数、給食設備、防災管理、衛生管理等)をクリアして都道府県知事に認可された施設です。
 保護者が仕事や病気などの理由で、0歳~小学校就学前の子どもの保育ができない場合に、子どもを預かって保育します。区市町村が運営する公立保育所と社会福祉法人などが運営する民間保育所(私立)がありますが、認可保育所は公費により運営されています。

認証保育所(都独自基準)
 これに対し認証保育所は東京都独自の制度です。
国の基準による従来の認可保育所は、設置基準などから大都市では設置が困難で、また0歳児保育を行わない保育所があるなど、都民の保育ニーズに必ずしも応えられていませんでした。
 そのため東京都では、東京の特性に着目した独自の基準を設定して、多くの企業の参入を促し事業者間の競争を促進することにより、多様化する保育ニーズ応えることができる、新しい方式の保育所、認証保育所制度を創設しました。
 A型(駅前基本型)とB型(小規模、家庭的保育所)の2種類があります。
福ナビより)

あだちからの日

足立区独自の取組として、月に一度(原則、毎月末水曜日)を「あだちからの日」とし、職員会議、校内研究、部活動、研修等を行わず、教員が授業研究など個人の仕事に集中して取り組めるようにして、授業の充実を進めると共に、ノー残業デーに位置付ける。
※ 教員が個人の時間として確保できる年間の時間(約2時間×年間12日=24時間)
足立区 教員の負担軽減策について より)

発達・知能検査

発達検査は、運動発達や社会性・コミュニケーションなどを含めた全般的な発達について、実年齢と発達年齢にどれくらい差があるのかを調べるものです。知能検査は、知能指数がどれくらいあるのかを計測するものです。

発達検査を受けるときに、知能検査を同時に受けることを勧められる場合もあります。理由として、子どもの発達を多角的に捉えることや、医師が発達障害の確定診断を行うことなどがあげられます。また、子どもの知的発達や特性に合った支援方法を探るために、知能検査を勧めることもあります。

(LITALICO 専門家監修|発達検査とは? より)

加配教員

加配教職員とは、習熟度別指導のための少人数指導の実施、いじめや不登校等への対応など、学校が個々に抱える課題解決のために学級担任等の基本的な教職員定数(基礎定数)に加えて、毎年度の予算の範囲内で特例的に措置して配置できる職員のこと。国は都道府県から提出された申請を受けて、加配の類型ごとに総数を配分する。
小学校における教科等に関する専門的指導に対する教職員定数の加配について 参照)

スクールソーシャルワーカーとスクールカウンセラーの違い

スクールカウンセラーは、児童生徒の心理に関して専門的な知識・経験を有する者 (公認心理師、臨床心理士等)であり、児童の心理に関する支援に従事(学教法施行規則)する。

スクールソーシャルワーカーは、福祉に関して専門的な知識・経験を有する者 (社会福祉士、精神保健福祉士等)であり、児童の福祉に関する支援に従事(学教法施行規則)する。

スクールカウンセラー・スクールソーシャルワーカーによる教育相談体制の充実 より)

わかさぽ

スウェーデンでは、13歳から24歳以下のすべての人を対象にしたユースクリニックがあります。ここでは、思春期の心身の変化や、自分自身のからだやこころに関する悩みや不安への相談を受けています。これを参考に我が会派が設置を求めてきた東京版ユースクリニックが「とうきょう若者ヘルスサポート(わかさぽ)」です。看護師等の専門職が、思春期特有の様々な悩みに関する相談にお答えします。

ソーシャル・キャピタル

ソーシャル・キャピタルという概念については依然様々な議論が行われており、その明確な定義に関しては、一般的な合意が存在しているというわけではない。ソーシャル・キャピタルという概念を社会科学全般、更には広く一般に普及させ、大きな影響を与えているパットナムは、1993 年の著書「Making Democracy Work」で、次のように明記している。
「人々の協調行動を活発にすることによって社会の効率性を高めることのできる、「信頼」「規範」「ネットワーク」といった社会組織の特徴」
内閣府NPOホームページ より)

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