出産議員NW・子育て議連主催オンライン勉強会「ポストコロナの男女共同参画」に参加

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8/1の早朝は、地域の会合に参加した後、地域の皆様に選挙後のご挨拶に伺いました。多くの皆様に再選を喜んでいただけて、嬉しく、また頑張りたいと思いました!

地元久富稲荷神社を見上げた空

午前中は、「ポストコロナの男女共同参画」と題した、ジャーナリストの治部れんげ氏の講演を途中まで聴講しました。治部氏は、私も委員を務める第六期東京都男女平等参画審議会の委員でもあります。

時間の都合上、途中までしか参加できませんでしたが、以下が記憶に残りました。

・しばしば諸外国からの遅れを指摘される日本の女性活躍だが、諸外国でもまだ解決途上。
G20(金融世界経済に関する首脳会合)では、W20(女性の経済的エンパワーメントを目的としたG20に対して提言したり、ジェンダー分野でのコミットメントをモニタリングする)が政策提言。
・第5次男⼥共同参画基本計画に対して、U30(ユース)が政策提言(※ 提言内容)、課題として「就活セクハラ」が盛り込まれた。

男女共同参画が進むかどうかはトップの意識次第、ということでしたが、まさに私が4/19の第一回総会で発言した内容(※議事録)に同じです。

(議事録より抜粋)

○福島委員
 私は、都議会議員になって、1期目ですが、議員になった理由の一つが、女性活躍の推進です。 私が就職した1990年代には、女性活躍の重要性は、既に認識されていたと思うのですが、それから30年間、残念ながら大きく変わっていないというか、さらに言えば悪化しているという印象があります。
 というのも昨今は、例えば役職者比率が女性で上がらないという点に関して、能力順で選んだら男性になるのは仕方がないとか、あとはシングルマザ ーが困窮することに関して自己責任であるとか、そういった発言をしばしば見かけます。
例えば仕事であれば、大槻先生もおっしゃっていたように、子育て等の負担もある中で、女性は圧倒的にやっぱりリーダー経験を積む機会が少ないです。あと、収入においては資料4でもあったように、男性に比較して、やっぱり収入格差があるわけです。女性が世帯主になると困窮しやすい状況になっています。
 こういった発言が増える背景には、相手の立場に立ってものを考えることができない、多様性に対する理解の欠如が進んでいるように感じます。
 篠原委員が、既に教育について触れていらっしゃいましたけれども、成長する過程で様々な価値観と触れ合える機会が少ない。受験等も通じて似た人でコミュニティをつくる。こういうことが進んでいると思います。多様性がない社会が育んだ貧しい価値観が広がっているのです。
 議員としての発言になってはしまいますが、課題であるというふうに認識するのと、解決に真剣に取り組むことには、大きな違いがあると思っています。例えば、この十年来解決してこなかった待機児童も、多様性に理解のある都知事と会派構成により、この3年間でその7割が 削減されました。女性の活躍に関する政策の優先順位を上げれば、女性活躍は必ず進むと考えています。
この首都東京の首長が、女性活躍を初めとする多様性推進に理解のある政治家である、というこのタイミングがチャンスなので、国を牽引する取組に期待したいと思います。
以上です。

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