東京都立産業技術研究センターには、2018年2月に訪問したことがありますが、4/1日付けで、東京都立産業技術研究センターの所長に、前職(東芝研究開発センター)の先輩である、黒部篤さんが就任されたので、ご挨拶も兼ねて7/4の午後に再訪しました。
前回視察した時には、今後「DX推進センター」を作る、とのことでしたが、今回はその成果を見せていただきました。
都内中小企業の生産性向上にはDXの導入がポイントの一つだと考えています。汎用形を作って展開できるのではないか、と思っていましたが、実態は、事業者と深く連携して課題を共有し、DX導入に対する理解も得ながら進めるという、労働集約的な取り組みになることが理解できました。
また、私は「東京都中小企業振興ビジョン」が中小企業振興のための戦略の記載がなく、例えばドイツのインダストリー4.0を参考に、東京、そして日本ならではの振興策の立案が必要だと考えていることもお伝えしました。
■卓上型会話支援機器「comuoon」。コロナ禍でアクリル板越しの会話等がクリアに聞こえるようにするため、高齢者が聞き取りにくい高音領域の聞こえを補強。無音室で評価。
■放射線量を常時計測するモニタリングポスト(福島原発事故の時には丁度施設移転中でデータなし、北朝鮮の実験の影響なども補足)と、大気中の物質を補足するエアーサンプラー。
■今回、視察を申し入れていた「DX推進センター」。実装支援をした実例を学べるようになっている。
■5G環境を安価に構築する取り組み。
■チリンちゃんとの4年半ぶりの再会。会話技術に進展はありませんでしたが、後ろをついてきてくれました。
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