創業支援に関する意見交換と地域活動(世田谷通り)

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2/2の午前中は、シリコンバレーで3年間、起業について研究、帰国したばかりの(株)DENSOの鈴木万治さんと、中小企業振興について、学生も交えたディスカッションをしました。愛知県や名古屋市のイノベーション振興にも関わられています。

4人、眼鏡、室内の画像のようです

・町工場の人が高品質を低価格で提供しているのがトヨタやアイシンの強さ。日本の強さは中小企業が担っている。
・生産性を高めるには、作業時間短縮より価値向上のほうが日本人は得意、コストダウンより付加価値に軸を置くべき。米国は物価が高いから経済が回る。
・イノベーションとは、人とは違うことを業界横断でやること。
・現政権が推進している通信料値下げは、通信企業の体力をそぐ(日本は民間企業が通信インフラを整備してきたので、この意見には強く同感!)
・ダイバーシティは、普通に扱うこと。ロールモデルは必要。グーグルからパナソニックに入った松岡陽子氏のように、(社外取締役とかでなく)現場に入るのが望ましい。
・一般にライバル会社だと思われているが、Boshから技術提供を受けてDENSOは伸びた。競争領域とそうでない領域を分けた付き合い。日本企業は両手で握手するが、ドイツ企業は片手で握手、片手で殴り合いができる
・EVやハイブリッド、ガソリン車をどのような割合で普及すればいいのか、シミュレーターを開発しようとしている。数字が必要な領域。
・起業家は教えても育たない(同志社大、米倉誠一郎氏)成功は才能ではなく想い、想い教えられないが、想いがあってもやり方がわからない人は支援するべき。

日中は、これも学生さんと一緒に、世田谷通り沿いを、「新型コロナウイルス感染症に係る緊急支援策」のパンフレットと、「リエコラボ通信」をもって回りました。ポスターは必ずご許可を頂いて貼っています。皆様の温かいご支援に感謝申し上げます!

夕刻は、地元の久富稲荷神社の節分祭に立ち寄りました。例年の盛り上がりとは打って変わった静けさで受付も30分程度で終了・・・早くコロナ禍が終わるよう、改めて祈りました。

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