令和4年 事務事業質疑~人事委員会

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11/1の総務委員会事務事業質疑では、人事委員会と政策企画局の事務事業に対する質疑がありました。

人事委員会については、受験手続に関するDXの進捗確認と、(重ねて)データ利活用の重要性を伝えました。

受験手続WEBシステム

コロナ禍を経て、採用においてもDXが進みました。

本年の第1回都議会定例会の総務委員会で、今年度予算に計上された都職員採用試験の「受験手続WEBシステム」の構築についてとりあげ、スマートフォンからでも受験を申し込むことができるシステムを構築するとの答弁があった。本日は、その執行状況を確認する観点から、

Q1 改めてそのシステム概要と、来年度に向けた現在の準備の状況について伺う。

A1
・「受験手続WEBシステム」は、採用試験の申込から最終合否通知までの手続を、オンラインで対応できるシステムを予定
・現在もインターネットによる申込みを受け付けているが、本システムの稼働により、スマートフォンからの申込みが可能になるほか、郵送で行ってきた受験者への合否通知を電子化することが可能
・現在は、来年度の採用試験からの運用に向けて、各受験者がログインして入力を行う申込みフォームの構築や、合否通知を確認する画面の検討を行っている。

採用対象年齢での所有率が高い、スマートフォンでも申し込めるようにすることは、人材獲得競争において採用チャネルを広げる意味で好ましく、合否通知の郵送を無くすことは環境負荷低減につながる。引き続き進めていただきたい。


毎年1,000人を越える採用を行う東京都でも、効率化はもちろんのこと、試験日程が進む中で申込者数を始め、様々なデータを収集、分析できるようにすることは、採用試験の精度向上には重要です。

Q2 採用試験で得られるデータを分析できるようにするべきと考えるが、現状を伺う。

A2
・人事委員会事務局では、採用試験を通じて得られるデータを毎年、試験ごとに把握し、これらのデータを分析して、翌年度の採用試験のPR等に活用
・今後とも、試験データを収集・分析し、有為な人材の確保に努めていく

答弁にあった、PR等への活用のみならず、応募から内定承諾に至る歩留まりを高める、離職率を抑えるなど、求職者、採用側の双方がハッピーになるために、総務局人事部とも連携し、採用システムを通じて、応募から採用に至るまでのプロセスで得られたデータを活用し、採用試験の精度向上に取り組まれたい。

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