「令和6年第2回都議会定例会」一般質問⑤~緊急避妊に対する支援

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緊急避妊に対する支援の進捗の確認

 国は昨年末に、緊急避妊薬の試験販売を開始しました。歓迎すべき動きですが、1万円を超える自己負担や年齢制限など、特に問題が深刻化しやすい未成年者への支援が十分ではありません。

 かねてより私は、緊急避妊の診察に関する情報を得たくても、東京都医療機関案内サービス「ひまわり」では使い勝手や、さらには情報のアップデートが十分でないことを指摘してきました。時間が限られるからこそ、早く、そして正確な情報を手に入れられる仕組みが必要です。

 また、昨年の第4回定例会の代表質問では、緊急避妊を必要とする未成年者に対して、「とうきょう若者ヘルスサポート(わかさぽ)」を起点とした支援を求め、知事からは、取組みを進めるとの答弁を頂きました。

Q 未成年者の緊急避妊に対するサポート、そして緊急避妊の診察ができる医療機関の情報提供は大変重要ですが、これらの進捗について伺います。

A
〇 緊急避妊は、速やかに適切な対応を取ることが重要であり、そのために必要な情報へ円滑にアクセスできる環境の整備と、悩みを一人で抱え込み、自らアクセスすることが難しい若者に寄り添った丁寧な支援が必要である。
〇 このため都は、先月末から、 緊急避妊薬を処方する医療機関について、場所や診療時間などの条件により迅速に検索できるサイトを新たに開設した。
〇 また、「わかさぽ」 の対面相談において、 緊急避妊薬の服用を希望する場 合に、相談員による医療機関への同行支援を開始しており、予期せぬ妊娠へ の不安や悩みを抱える若者に寄り添い、きめ細かな支援を行っていく

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