2/23は終日、ICT教育で先行する小金井市立前原小学校で開催された、「総務省『次世代学校ICT環境』の整備に向けた実証(※1)最終報告会」に、会派の内山都議とともに参加してきました。
※1 「次世代学校ICT環境」の整備に向けた実証(平成29年度~)
午前中は子どもたちのプログラミングに親しむ様子を、午後は、小金井市教育委員会教育庁や、統括指導主事、そして、前原小学校校長が、どのように取り組んできたかのプレゼンを聞きました。「未踏ジュニア(※2)」を牽引する、鵜飼佑氏、「Ichigo JAM」の開発者で、福井県鯖江市で行政にICT導入を進めた福野泰介さん(※3)とも面識を持つことができました。
※2 未踏ジュニア – U-17ミニ未踏プロジェクト
※3 IchigoJam
何回かご紹介していますが私が注力しているのは、
・多様な人が活躍するための働き方改革
・次世代教育
・地域コミュニティ作り
です。
特に次世代教育のところでは、STEAM教育、プログラミング教育が重要だと考えており、自らのプログラミング教室でのボランティア経験に加え、小学校でのプログラミング必修化に向けてモデル事業を実施している東京都や、パソコン研究会のある「小石川中高一貫校」、そして「新経済連盟」のお話を聞くなどしてきましたが、なかなか理想の姿がはっきりしませんでした。
小金井小学校では、低学年ではタブレットでアプリに親しみ、中学年ではIchigoJAM(PC)やMicroBitを使ってBASICを、高学年ではJavaScriptを扱い、余りを使った繰り返しなどを自然に学んでいました。ともすれば遊びになってしまいそうな「ロボホン」や「マインクラフト」を使って、子供たちがちゃんとTry&Errorをしている様子に、理想のプログラミング教育の姿をみることができました。
「子どもの20年後に責任を持つ」「先生ができる教育をするのではなくて子供たちのための教育をする」という校長先生の言葉が印象的でした。
プログラミング教育について、質疑をするのは、自分の役割だと思っています。子供たちの20年後のために、今度の文教委員会の質疑の準備にしっかり取り組みます。
コメント