「ソーシャルファーム条例」PT勉強会と、ニュージーランドの教育の現状についての意見交換

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1/23の午後は、ソーシャルファーム条例の検討プロジェクトチーム(PT)メンバーで、外部講師を招いての勉強会を行いました。

続いて、文教委員会の部会メンバーで、ニュージーランドへの旅行の仲介業からはじまって留学支援に展開している「Real New Zealand」代表で、の留学部門の代表で、同僚の白戸太朗都議の友人でもある藤井巌氏から、ニュージーランドの教育について、お話をうかがいました。

ニュージーランドは、エビデンス重視の教育政策で知られています。そして、

「血糖値が下がった状態で勉強しても頭に入らないので、お昼前の間食がOK」(⇔ 基本的に早弁禁止)

「学びを身に着けるために『楽しい』を何よりも重視し、中学校まではPBL(Project-based Learning)を通じて好きなことを見い出したうえで、高校から学問的に探究する」(⇔ 苦手の克服)

「高校で選択できる教科は4~5教科」(⇔ 学習指導要領で科目と時間数が縛られており、足される一方で引き算がない)

「学生でも社会人でもOE(Oversea Experience:海外から自国を見る体験)のための休暇をいつでもとれる」

「先生は5年に1度、半年間休暇をとる(10weekの休暇と10weekの研修)」

などの施策がとられているそうです。

「旧大英帝国内で、高校の共通テストの成績や医師免許などが使えるため、毎年3万人の若者が流出するため、必然的に移民も年3~4万人受け入れており、多様性に富んでいる」、そして、「第一次産業への就労が多く、年収≒学歴、になっていない」など、そのまま日本とは比較できない点もありますが、「人口が470万人と少ないため、他国より先駆けて変革を行うマインドがある」が大きいようです。

継続しての情報交換をお約束しました!

蛇足:センター試験を終え、二次試験に向けて勉強している(制度に疑問をいだきつつも試験のための勉強と割り切って取り組んでいる)我が子に、この話をしたら、「やる気を失うから試験の後にしてほしい」と言われてしまいました・・・。

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