会派の小山くにひこ議員が新型コロナウイルス感染症にり患、濃厚接触者はいないものの、万全を期し、9/7はオンラインで終日、団体の予算要望をヒヤリングしました。その業界ならではの課題を知る貴重な機会です。要望書は別に受け取っていますが、私の気づきを中心に以下に記載します。
(1)東京商工会議所
・社内のデジタル化推進中核となる人材育成に対する支援(「デジタル人材育成支援事業」および「生産性向上のため中核人材育成事業」)の継続
・「パートナーシップ構築宣言」(サプライチェーン全体の規模・系列等を越えた連携)の評価(入札における評価など)
・ 女性の活躍推進に取り組む企業へ支援拡充 → 「TOKYO ウィメン・ビズ・サポート」を紹介
(2)東京都看護協会
・13万人が働く一方で、7万人が資格を保有するものの、働かず(潜在看護師)
・(医療的ケア児が必要とする)経管栄養、呼吸器など、基本的な技術はマスター、家族との対応など追加で学ぶ研修(1年程度)や、リーダー育成研修の設置が必要
・医療的ケア児の送迎バスに同乗する看護師が確保できない理由
・待遇が見合わない(給与、非常勤)
・時間の制約が多い
・搬送先から帰る車を出してくれない
・校長先生が新しい医療を認めない
・准看護師の募集停止(神奈川、福井で先行)
(3)東京都寄宿舎連絡会
・寄宿舎職員が不足、採用試験の実施
・浴室と脱衣所に換気扇の設置、網戸の設置
・洋式に温水洗浄便座の設置
・光明学園の洗面所の鏡が車いすで見えない高さに設置
(4)全国認可保育所東京都認証保育所協会
・認証保育の無償化給付について、保育園料から差し引く区もある一方で、年4回払いなど、保護者建て替え後に振り込まれる(北区など)、年2回払い(渋谷区など)などがある
・看護師配置の予算化
・キャリアアップ補助金を社会福祉法人と同様に、(処遇改善だけでなく)人の加配に人件費を
・家賃補助継続(減らす場合は段階的に)
(5)東京都書店商業組合
・コロナ禍の児童生徒に図書カードを(調布市(飲食と書籍のみ)、目黒区)
・公立図書館の書籍納入の割引率見直しと地元図書館の優先利用
(6)東京都生活協同組合連合会
・フードバンクの場所の確保や予算化
・電気自動車の導入支援
・生協トラックの摘発数は都が突出、コロナ禍で食品配達はエッセンシャルワーカーであり、5~10分は許容してほしい(4回摘発されると車両が使えなくなる)、協議会の設置
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